2017年10月25日
CORPPR-17-006
2017年10月25日(米国時間2017年10月24日)抄訳
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は24日、2017年度第3四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。
TIの2017年度第3四半期売上高は、前年同期比で12パーセント増の4,116百万ドルとなりました。産業機器市場および車載市場におけるTI製品の需要は堅調に推移しています。
TIの中核事業であるアナログ製品の売上高は、前年同期比で16パーセント増、同じく組込みプロセッシング製品は17パーセント増となりました。両事業部門の営業利益率は上昇しました。
粗利益率は、優れた製品ポートフォリオおよびアナログ製品における300ミリウエハによる製造を含む効率的な製造戦略により64.5パーセントとなりました。
2017年度第4四半期の売上高は、3,570百万ドルから3,870百万ドルの範囲を見込んでいます。
業績要約
2017年第3四半期 | 2016年第3四半期 | 増減 | |
売上高 | 4,116百万ドル | 3,675百万ドル | 12% |
営業利益 | 1,788百万ドル | 1,408百万ドル | 27% |
税引後純利益 | 1,285百万ドル | 1,018百万ドル | 26% |
1株当り利益 | 1.26ドル | 0.98ドル | 29% |
2017年第3四半期 部門別売上
2017年第3四半期 | 2016年第3四半期 | 増減 | |
アナログ | 2,698百万ドル | 2,323百万ドル | 16% |
組込みプロセッシング | 931百万ドル | 795百万ドル | 17% |
その他 | 487百万ドル | 557百万ドル | -13% |
前年同期比:
アナログ:(電源IC製品、シグナルチェーン製品、汎用アナログ製品を含む)
・売上高は、電源IC製品およびシグナルチェーン製品の売上増により増加となりました。汎用アナログ製品の売り上げは、ほぼ同等でした。
・営業利益は、主に売上増および粗利益増により増加となりました。
組込みプロセッシング:(コネクテッド・マイコン製品、プロセッサ製品を含む)
・売上高は、プロセッサ製品およびコネクテッド・マイコン製品で増加しました。
・営業利益は、主に売上増および粗利益増により増加となりました。
その他:(DLP®製品、グラフ電卓、カスタムASIC製品を含む)
・売上高は7,000万ドル減、営業利益は3,200万ドル減となりました。
英文のニュース・リリース(全文)については、TIのホームページ(http://www.ti.com)(http://newscenter.ti.com) (http://www.ti.com/ir) からご覧いただけます。