2017年07月26日
CORPPR-17-005
2017年7月26日(米国時間2017年7月25日)抄訳
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は25日、2017年度第2四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。
TIの2017年度第2四半期売上高は、前年同期比で13パーセント増の3, 693百万ドルとなりました。車載市場におけるTI製品の需要は引き続き高く、産業機器市場でも需要は増え続けています。
TIの中核事業であるアナログ製品の売上高は、前年同期比で18パーセント増、同じく組込みプロセッシング製品は15パーセント増となりました。両事業部門の営業利益率は上昇しました。
粗利益率は、優れた製品ポートフォリオおよびアナログ製品における300ミリウエハによる製造を含む効率的な製造戦略により64.3パーセントとなりました。
2017年度第3四半期の売上高は、3,740百万ドルから4, 060百万ドルの範囲を見込んでいます。
業績要約
2017年度 第2四半期 | 2016年度 第2四半期 | 増減 | |
売上高 | 3,693百万ドル | 3,273百万ドル | 13% |
営業利益 | 1,480百万ドル | 1,131百万ドル | 31% |
税引後純利益 | 1,056百万ドル | 819百万ドル | 29% |
1株当り利益 | 1.03ドル | 0.79ドル | 30% |
2017年度 第2四半期 部門別売上
2017年度 第2四半期 | 2016年度 第2四半期 | 増減 | |
アナログ | 2,411百万ドル | 2,044百万ドル | 18% |
組込みプロセッシング | 868百万ドル | 755百万ドル | 15% |
その他 | 414百万ドル | 474百万ドル | -13% |
対前年同期比:
アナログ:(電源IC製品、シグナルチェーン製品、汎用アナログ製品を含む)
・売上高は、主に電源IC製品およびシグナルチェーン製品のそれぞれがほぼ同額の売上増となり、増加となりました。汎用アナログ製品の売上も増加しました。
・営業利益は、主に売上増および粗利益増により増加となりました。
組込みプロセッシング:(コネクテッド・マイコン製品、プロセッサ製品を含む)
・売上高は、両事業部でほぼ同額の増加となりました。
・営業利益は、主に売上増および粗利益増により増加となりました。
その他:(DLP®製品、カスタムASIC製品、グラフ電卓を含む)
・売上高は、6,000万ドル減、営業利益は2,600万ドル減となりました。
英文のニュース・リリース(全文)については、TIのホームページ(http://www.ti.com)(http://newscenter.ti.com) (http://www.ti.com/ir) からご覧いただけます。