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ニュースリリース

テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド 2016年第3四半期決算概要

2016年10月27日

CORPPR-16-004                               
2016年10月27日(米国時間2016年10月26日)抄訳

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称TI)は26日、2016年第3四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。

TIの2016年第3四半期売上高は、前年同期比7パーセント増の3,675百万ドル、営業利益は20パーセント増の1,395百万ドルとなりました。純利益は21パーセント増の968百万ドル、1株当り利益は94セントとなりました。

売上高および1株当り利益はTIの予測を若干上回りました。前年度比で、車載市場でのTI製品に対する需要は引き続き高く、産業機器でも回復してきています。パーソナル・エレクトロニクス市場での需要はほぼ横ばいとなりました。

TIの中核事業である組込みプロセッシングの売上高は、前年同期比で10パーセント増、アナログ製品の売上高も6パーセント増となりました。両事業部門の営業利益率は上昇しました。

粗利益率は、優れた製品ポートフォリオおよび300ミリウエハによるアナログ製品の製造など効率的な製造戦略により62パーセントとなりました。

2016年第4四半期の売上高は、3,170百万ドルから3,430百万ドルの範囲を見込んでいます。

業績要約

  2016年第3四半期 2015年第3四半期 増減
売上高 3,675百万ドル 3,429百万ドル 7%
営業利益 1,395百万ドル 1,164百万ドル 20%
税引後純利益 968百万ドル 798百万ドル 21%
1株当り利益 0.94ドル 0.76ドル 24%

2016年第3四半期 部門別売上

  2016年第3四半期 2015年第3四半期 増減
アナログ 2,323百万ドル 2,182百万ドル 6%
組込みプロセッシング 795百万ドル 725百万ドル 10%
その他 557百万ドル 522百万ドル 7%


アナログ: (汎用アナログ/ロジック製品、電源IC製品、高性能アナログ製品、シリコンバレー・アナログ事業部製品を含む) 

  • 売上高は、高性能アナログ製品、シリコンバレー・アナログ事業部製品および電源IC製品の売上増により、増加となりました。汎用アナログ/ロジック製品はほぼ横ばいとなりました。
  • 営業利益は、主に売上増および製造コストの減少により増加しました。
     

組込みプロセッシング: (マイコン製品、プロセッサ製品、コネクティビティ製品を含む)

  • 売上高は、プロセッサ製品をはじめとするすべての3製品分野で増加となりました。
  • 営業利益は、主に売上増および粗利益増により増加しました。
     

その他(DLP®製品、グラフ電卓、カスタムASIC製品、ロイヤルティを含む)

  • 売上高は、主にグラフ電卓およびDLP製品の売上増によるもので、ロイヤルティおよびカスタムASIC製品の売上減により一部相殺されたものの、増加となりました。
  • 営業利益は、主に売上増および粗利益率の増加により増加しました。
     

英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)(http://newscenter.ti.com)  (http://investor.ti.com/ )からご覧いただけます。