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ニュースリリース

テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド 2016年第1四半期決算概要

2016年04月28日

CORPPR-16-002
2016年4月28日(米国時間2016年4月27日)抄訳

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は27日、2016年第1四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。

TIの2016年度第1四半期売上高は、前年同期比5パーセント減の3, 008百万ドル、営業利益は1パーセント増の968百万ドルとなりました。
売上高はほぼ見込み通りで、特に車載市場での売上は引き続き堅調で、産業機器および通信機器市場での売上も改善しました。
売上高が前年同期比5パーセント減少したのは、予測通りパーソナル・エレクトロニクス市場が弱含みで推移したことによるものです。

TIの中核事業であるアナログおよび組込みプロセッシング製品の両事業部門を合わせた売上高は全体の売上の87パーセントを占めています。
前年度比で、アナログ製品売上は8パーセント減となりましたが、組込みプロセッシング製品売上は8パーセント増加しました。両部門の営業利益率も上昇しました。

粗利益率は、優れた製品ポートフォリオおよびアナログ製造における300ミリウエハによる製造を含む効率的な製造戦略により60.6パーセントとなりました。

2016年度第2四半期の売上高は、3,070百万ドルから3, 330百万ドルの範囲を見込んでいます。

業績要約

  2016年第1四半期 2015年第1四半期 増減
売上高 3,008百万ドル 3,150百万ドル -5%
営業利益 968百万ドル 958百万ドル 1%
税引後純利益 668百万ドル 656百万ドル 2%
1株当り利益 0.65ドル 0.61ドル 7%

2016年第1四半期 部門別売上

  2016年第1四半期 2015年第1四半期 増減
アナログ 1,879百万ドル 2,035百万ドル -8%
組込みプロセッシング 729百万ドル 672百万ドル 8%
その他 400百万ドル 443百万ドル -10%

対前年同期比:

アナログ:(汎用アナログ/ロジック製品、電源IC製品、高性能アナログ製品、シリコン・バレー・アナログ事業部製品を含む)

  • 売上高は、主に汎用アナログ/ロジック製品の売上減により減少しました。電源IC製品および高性能アナログ製品の売上も減少しましたが、シリコン・バレー・アナログ事業部製品の売上は増加しました。
  • 営業利益は、主に売上減により減少しましたが、製造コスト減および利益率の高い製品の占める割合が高かったために一部相殺されました。

組込みプロセッシング(マイコン製品、プロセッサ製品、コネクティビティ製品を含む)

  • 売上高は、プロセッサ製品をはじめとするすべての3製品分野で増加となりました。
  • 営業利益は、主に売上増、粗利益増および経費減により増加となりました。

その他(DLP®製品、カスタムASIC製品、グラフ電卓、ロイヤルティを含む)

  • 売上高は、主にカスタムASIC製品の売上減により減少しました。
  • 営業利益は700万ドル減となりました。

英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)(http://newscenter.ti.com)  (http://www.ti.com/ir)からご覧いただけます。