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ニュースリリース

テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド2015年第4四半期および2015年度決算概要

2016年01月28日

CORPPR-16-001                               
2016年1月28日(米国時間2016年1月27日)抄訳

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は
27日、2015年第4四半期および2015年度の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。

TIの2015年度売上高は13, 000百万ドルとなりました。
2015年度第4四半期売上高は、前年同期比2パーセント減の3, 189百万ドル、営業利益は4パーセント増の1, 142百万ドルとなりました。

第4四半期売上高はパーソナル・エレクトロニクス市場の需要減を反映して僅かに減少したものの、
中核事業であるアナログおよび組込みプロセッシング製品は堅調で、両事業部門を合わせた売上高は
全体の売上の87パーセントを占めています。

粗利益率は、すぐれた製品ポートフォリオおよびアナログ製造における300ミリウエハによる生産を含む効率的な製造戦略により、58.5パーセントとなりました。

2016年度第1四半期の売上高は、2,850百万ドルから3, 090百万ドルの範囲を見込んでいます。

TIはまた、スコットランドのグリーノックにある小規模工場を向こう3年以内に段階的に縮小し、
生産をドイツ、日本、米国メイン州のより効率的な200ミリウエハ工場へ移転する計画を発表しました。

業績要約

  2015年第4四半期 2014年第4四半期 増減
売上高 3,189百万ドル        3,269百万ドル -2%
営業利益 1,142百万ドル  1,100百万ドル 4%
税引後純利益 836百万ドル 825百万ドル  1% 

* 買収費用および再編成費用/その他を含む

 

  2015年度 2014年度 増減
売上高 13,000百万ドル       13,045百万ドル          -0.3%
営業利益 4,274百万ドル         3,947百万ドル           8%
税引後純利益 2,986百万ドル           2,821百万ドル           6%

* 買収費用および再編成費用/その他を含む

2015年第4四半期 部門別売上

  2015年第4四半期 2014年第4四半期 増減
アナログ 2,073百万ドル 2,123百万ドル  -2%

組込みプロセッシング

700百万ドル 670百万ドル 4%
その他 416百万ドル        476百万ドル -13%

* 買収費用および再編成費用/その他を含む


対前年同期比:
アナログ:(汎用アナログ/ロジック製品、電源IC製品、高性能アナログ製品、シリコン・バレー・アナログ事業部製品を含む)
・売上高は、電源IC製品および高性能アナログ製品の売上減により減少となりました。
シリコン・バレー・アナログ事業部製品も売上減となりましたが、汎用アナログ/ロジック製品の売上は増加しました。
・営業利益は、売上減および粗利益減により、減少となりました。

組込みプロセッシング(プロセッサ、マイコン製品、コネクティビティ製品を含む)
・売上高は、コネクティビティ製品およびマイコン製品の売上増により増加しました。プロセッサは売上減となりました。
・営業利益は、経費減、売上増、粗利益増により、増加となりました。

その他(DLP®製品、カスタムASIC製品、グラフ電卓、ロイヤルティ、従来のワイヤレス製品を含む)
・売上高は、カスタムASIC製品およびDLP製品の売上減により減少しました。
・営業利益は、粗利益減により一部相殺されたものの、主に再編成/その他費用減により、増加となりました。

  2015年度 2014年度 増減
アナログ 8,339百万ドル 8,104百万ドル 3%
組込みプロセッシング 2,787百万ドル 2,740百万ドル 2%
その他 1,874百万ドル 2,201百万ドル -15%

* 買収費用および再編成費用/その他を含む

・2015年度のアナログ製品の売上高は、主に汎用アナログ/ロジック製品の売上増により、増加となりました。
電源IC製品およびシリコン・バレー・アナログ事業部製品も売上増となりましたが、高性能アナログ製品は
売上減となりました。営業利益は売上増、粗利益増、および製造コスト減により、増加しました。

・2015年度の組込みプロセッシング製品の売上高は、コネクティビティ製品およびマイコン製品がともにプロセッサの売上減を相殺し、増加となりました。
営業利益は、主に経費減により、増加しました。

・2015年度のその他製品の売上高は、主にカスタムASIC製品の売上減により、減少しました。DLP製品も売上減となりました。
営業利益は、主に売上減および粗利益減により、減少となりました。

英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ
http://www.ti.com)(http://newscenter.ti.com)  (http://www.ti.com/ir)からご覧いただけます。