2015年01月27日
CORP-15-001
2015年1月27日(米国時間2015年1月26日)抄訳
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は26日、2014年第4四半期および2014年度の業績を発表しました。
主な内容は次の通りです。
TIの2014年度売上高は13,045百万ドルとなりました。2014年第4四半期売上高は前年同期比8パーセント増の3,269百万ドル、税引後純利益は825百万ドルとなりました。
第4四半期は、アナログおよび組込みプロセッシング製品が売上増を牽引し、両事業部門を合わせた売上高は全体の売上の85パーセントを占めています。
粗利益率は、製品寿命が長く、幅広い製品ポートフォリオおよび効率的な製造戦略により、58.0パーセントとなりました。
2015年第1四半期の売上高は、3,070百万ドルから3,330百万ドルの範囲を見込んでいます。
業績要約
2014年第4四半期 |
2013年第4四半期 |
増減 | 2014年度 | 2013年度 | 増減 | |
売上高 | 3,269百万ドル | 3,028百万ドル | 8% | 13,045百万ドル | 12,205百万ドル | 7% |
営業利益 | 1,100百万ドル | 687百万ドル | 60% | 3,947百万ドル | 2,832百万ドル | 39% |
税引後純利益 | 825百万ドル | 511百万ドル | 61% | 2,821百万ドル | 2,162百万ドル | 30% |
2014年第4四半期 部門別売上
2014年 第4四半期 | 2013年 第4四半期 | 増減 | |
アナログ | 2,123百万ドル | 1,869百万ドル | 14% |
組込みプロセッシング | 670百万ドル | 604百万ドル | 11% |
その他 | 476百万ドル | 555百万ドル | -14% |
* 買収費用および再編成費用/その他を含む
対前年同期比:
アナログ:(特定用途向けアナログ/ロジック製品、電源IC製品、汎用向け高性能アナログ製品、シリコン・バレー・アナログ事業部製品を含む)
・売上高は、電源IC製品を筆頭に、すべての製品分野で増加となりました。
・営業利益は、主に売上増および粗利益増により、増加しました。
組込みプロセッシング:(プロセッサ、マイコン製品、コネクティビティ製品を含む)
・売上高は、すべての製品分野で増加となり、各製品はほぼ同等の伸びとなりました。
・営業利益は、売上増、粗利益増および経費減により、増加しました。
その他:(DLP®製品、カスタムASIC製品、グラフ電卓、ロイヤルティ、従来のワイヤレス製品を含む)
・売上高は、従来のワイヤレス製品およびカスタムASIC製品の売上減により、減少となりました。
・営業利益は、資産売却益を含む再編成/その他費用の減少により、増加となりました。
2014年度 部門別売上
2014年 度 | 2013年度 | 増減 | |
アナログ | 8,104百万ドル | 7,194百万ドル | 13% |
組込みプロセッシング | 2,740百万ドル | 2,450百万ドル | 12% |
その他 | 2,201百万ドル | 2,561百万ドル | -14% |
* 買収費用および再編成費用/その他を含む
・2014年度のアナログ製品の売上高は、電源IC製品を筆頭にすべての製品分野同様、増加となりました。営業利益は、主に売上増および粗利益増により、増加しました。
・2014年度の組込みプロセッシング製品の売上高は、主にマイコン製品およびプロセッシング製品の売上増により、増加となりました。
コネクティビティ製品も売上増となりました。営業利益は、主に売上増および粗利益増により増加しました。
・2014年度のその他製品の売上高は、従来のワイヤレス製品の売上減により、減少しました。
営業利益は、経費削減にもかかわらず再編成/その他の費用により相殺されたために、ほぼ横ばいとなりました。
英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)(http://newscenter.ti.com) (http://www.ti.com/ir)からご覧いただけます。