2014年10月21日
CORP-14-006
2014年10月21日(米国時間2014年10月20日)抄訳
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は20日、2014年第3四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。
TIの2014年第3四半期の売上高は3,501百万ドルとなり、前年同期(2013年第3四半期)比で、8パーセントの伸びとなりました。
第3四半期の売上高は、前回決算時に発表した見込みの上限をわずかに下回ったものの、営業利益は見込みの上限に達し、前四半期に続いて堅調な業績となりました。
アナログおよび組込みプロセッシングを合わせた売上高は、全体の売上げの82パーセントを占めています。
アナログおよび組込みプロセッシングの優れた製品ポートフォリオと効率的な製造戦略により、粗利益率は過去最高の58.4パーセントとなりました。
2014年第4四半期の売上高は、3,130百万ドルから3,390百万ドルの範囲を見込んでいます。
業績要約
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2014年第3四半期 |
2013年第3四半期 |
増減 |
売上高 |
3,501百万ドル |
3,244百万ドル |
8% |
営業利益 |
1,175百万ドル |
844百万ドル |
39% |
税引後純利益 |
826百万ドル |
629百万ドル |
31% |
1株当り利益 |
0.76ドル |
0.56ドル |
36% |
2014年第3四半期 部門別売上
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アナログ:(特定用途向けアナログ/ロジック製品、電源IC製品、汎用向け高性能アナログ製品、シリコン・バレー・アナログ事業部製品を含む)
・2014年第3四半期のアナログ製品の売上高は、電源IC製品を筆頭にすべての製品ラインで増加となりました。
・営業利益は、主に売上増および粗利益増により、増加となりました。
組込みプロセッシング:(プロセッサ、マイコン製品、コネクティビティ製品を含む)
・2014年第3四半期の組込みプロセッシングの売上高は、すべての製品ラインで増加となり、各製品ラインで、ほぼ同額の伸びとなりました。
・営業利益は、粗利益増および経費減により、増加となりました。
その他:(DLP® 製品、カスタムASIC製品、グラフ電卓、ロイヤルティ、従来のワイヤレス製品を含む)
・2014年第3四半期のその他製品の売上高は、DLP製品の売上増が従来のワイヤレス製品の売上減を補い、横ばいとなりました。
・営業利益は、粗利益増、再編成/その他費用の減少および経費減により、増加となりました。
英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)(http://newscenter.ti.com) (http://www.ti.com/ir)からご覧いただけます。