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日本TI、光ネットワーキング・システムの性能を向上する100Gトランスインピーダンス・アンプを発表

28Gbps、4チャネル内蔵で、100Gのデータレートと高速処理を実現

2014年10月03日

SCJ-14-080
2014年10月3日

日本テキサス・インスツルメンツは、初の100G光ネットワーキング市場向けトランスインピーダンス・アンプ(TIA)を発表しました。新製品の『ONET2804T』はシステムの重要なコンポーネントとして、チャネル間クロストークと入力換算ノイズ(IRN)の大幅な低減と、高いレベルの感度を可能にし、活線挿抜可能なトランシーバ内で、安定性と堅牢性の高い通信を実現します。『ONET2804T』は、TIの広範な光ネットワーキング製品ラインアップに新たに追加された100Gトランスインピーダンス・アンプで、光ラインカード、ポイント・ツー・ポイント・マイクロ波バックホール、ビデオ・オーバー・ファイバなどのデータレートが最大28Gbpsの各種アプリケーションで、並列光インターコネクト機能を提供します。製品の詳細とサンプルのご注文に関してはhttp://www.tij.co.jp/onet2804t-pr-jpをご覧ください。

『ONET2804T』の特長
・ 高い感度レベル :
IRNは2μA未満で、事実上、チャネル間クロストークを解消していることから、信号の整合性(シグナル・インテグリティ)を向上
・ 設計の柔軟性 : 2線式I2Cインターフェイスを使ってシステムを最適化でき、消費電力の低減と性能の向上が可能
・ システムの実装が容易 : チャネル間ピッチが750μmで、フォトダイオードへの直接ボンディングが可能なことから、システムの複雑さを軽減

『ONET2804T』4チャネル28Gbps TIAは、TIの定評ある光ネットワーキング製品ラインアップに新次元の性能を追加する製品です。製品ラインアップにはTIAのほか、光ネットワーキング・システム向けの多様なレーザー・ドライバや制限アンプなどで構成されています。

供給、パッケージ、価格
『ONET2804T』は、チャネル・ピッチが750μmのベア・ダイで供給され、1,000個受注時の単価(参考価格)は45ドルからです。

TIの光ネットワーキング向けTIAに関する情報
・ 『ONET2804-T』のサンプルのご注文
・ TIのシグナル・チェーンのエキスパートによるブログ記事(英語)

ONET2804T』の特性表

項目 ONET2804T
 データレート  28 Gbps
 内蔵チャネル数  4
 電源電圧 Vcc  3.3 V
 ピン/パッケージ  0DIESALE
 動作温度範囲  -40 ℃ ~ +100 ℃
 1,000個受注時の単価 (参考価格)  45 ドルより

*すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。