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2014年6月20日（米国時間2014年6月19日）抄訳

テキサス・インスツルメンツは、6月19日付でブライアン・クラッチャー（Brian Crutcher）がビジネス・オペレーション担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントに就任し、製品事業部と営業を統括する人事を発表しました。

ブライアン・クラッチャー（41歳）は、TIに19年間在任し、これまでに南北アメリカの営業担当バイス・プレジデント、組込みプロセッシング担当シニア・バイス・プレジデント、また直近までアナログ担当シニア・バイス・プレジデントを歴任し、市場シェアの拡大を推し進めてきました。

TIの会長、社長兼最高経営責任者（CEO）のリッチ・テンプルトン（Rich Templeton）は次のように述べています。「クラッチャーは、お客様のニーズに耳を傾け、積極的で統制のとれたチームを築いてきました。彼のリーダーシップにより、TIは製品群とマーケット・ポジションを一層強化することができました。クラッチャーがこれまでの経験と熱意をもって、さらなる統率力を発揮してくれることに期待しています」

クラッチャーの後任には、ハイパフォーマンス・アナログ担当シニア・バイス・プレジデントを務めていたスティーブ・アンダーソン（Steve Anderson）がアナログ事業部全体を統括します。スティーブ・アンダーソン（52歳）は、15年前にTIの電源IC関連事業買収に伴いTIに移籍後、電源ICビジネス、ハイパフォーマンス・アナログビジネスを率いてきました。テンプルトンはアンダーソンについて「組織の成長と利益向上に貢献してきた、すぐれたリーダーです」と述べています。