2014年04月24日
CORPPR-14-003
2014年4月24日(米国時間2014年4月23日)抄訳
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は23日、2014年第1四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。
TIの2014年第1四半期売上高は2,983百万ドルとなり、前年同期(2013年第1四半期)比で、3パーセントの増加となりました。
第1四半期の売上高および営業利益の増加は、見込みの上限に近く、よいスタートとなりました。
売上高は、前年同期比3パーセント増、従来のワイヤレス製品を除くと、11パーセントの伸びとなります。第1四半期のアナログおよび組込みプロセッシングを合わせた売上高は、全体の売上の84パーセントを占めています。
アナログおよび組込みプロセッシングの優れたポートフォリオと効率的な製造戦略により、粗利益率は53.9パーセントを確保しています。
2014年第2四半期の売上高は、3,140百万ドルから3,400百万ドルの範囲を見込んでいます。
業績要約
|
2014年第1四半期 |
2013年第1四半期 |
増減 |
売上高 |
2,983百万ドル |
2,885百万ドル |
3% |
営業利益 |
690百万ドル |
395百万ドル |
75% |
税引後純利益 |
487百万ドル |
362百万ドル |
35% |
1株当り利益 |
0.44ドル |
0.32ドル |
38% |
2014年第1四半期 部門別売上
|
2014年第1四半期 |
2013年第1四半期 |
増減 |
アナログ |
1,837百万ドル |
1,648百万ドル |
11% |
組込みプロセッシング |
656百万ドル |
561百万ドル |
17% |
その他 |
490百万ドル |
676百万ドル |
-28% |
アナログ:(特定用途向けアナログ/ロジック製品、電源IC製品、汎用向け高性能アナログ製品、シリコン・バレー・アナログ事業部製品を含む)
・2014年第1四半期のアナログ製品の売上高は、すべての製品ラインで、前年同期比で増加となりました。電源IC製品および汎用向け高性能アナログ製品の売上増はほぼ同じで、次いでシリコン・バレー・アナログ事業部製品および特定用途向けアナログ/ロジック製品が続きました。
・営業利益は、主に売上増および粗利益増により、前年同期比で増加となりました。
組込みプロセッシング:(プロセッサ、マイコン製品、コネクティビティ製品を含む)
・2014年第1四半期の組込みプロセッシング製品の売上高は、すべての製品ラインにおいて前年同期比で増加しました。マイコン製品が最大の増加となり、次いでプロセッサおよびコネクティビティ製品が続きました。
・営業利益は、売上増および粗利益増により、前年同期比で増加となりました。
その他:(DLP®製品、カスタムASIC製品、グラフ電卓、ロイヤルティ、従来のワイヤレス製品を含む)
・2014年第1四半期のその他製品の売上高は、従来のワイヤレス製品の売上減により、前年同期比で減少となりました。
・営業利益は、経費の減少および再編成/その他費用の減少により、前年同期比で増加となりましたが、粗利益減により一部相殺されました。第1四半期の再編成/その他費用の減少は、一部資産の売却によるものです。
英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)(http://newscenter.ti.com) (http://www.ti.com/ir)からご覧いただけます。