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ニュースリリース

TI、アナログ回路設計のカスタム化とシミュレーション用WEBENCH Schematic Editor設計支援ツールを発表

双方向機能により、電源回路の迅速な変更が可能に

2014年03月12日

SCJ-14-020                                                                                              
2014年3月12日

テキサス・インスツルメンツは、WEBENCH®オンライン設計支援ツールを利用して作成した電源回路のカスタム化とシミュレーションを可能にする、新たな編集/シミュレーション機能を搭載したWEBENCH® Schematic Editorツールを発表しました。ツールの詳細と設計開始に必要な情報については、http://www.tij.co.jp/webencheditor-pr-jpをご覧ください。

TIは、米国テキサス州フォートワースで3月17日~19日に開催されるAPEC(Applied Power Electronics Conference)のTIブース(#805)で、WEBENCH Schematic Editorのデモを行います。

無償で利用できるTIのWEBENCHオンライン設計支援ツールは、1999年以来、全世界の325,000名以上の技術者に利用され、設計プロセスの大幅な簡素化と迅速化に貢献してきました。その中のWEBENCH Power Designerの場合、強力な計算アルゴリズムとSPICEシミュレーション機能を備えており、完全な回路の設計、最適化、シミュレーションをオンラインで迅速に実行できます。今回のWEBENCH Schematic Editorの導入により、さらに、部品や配線の追加による電源回路の変更、新しい回路のSPICEシミュレーション、修正回路図のCADプラットフォームへのエクスポートが可能になります。こうした新機能により、回路の設計/検証に必要な時間をこれまでの時間単位から分単位にまで短縮できます。WEBENCH Schematic Editorのビデオ(英語)はこちらでご覧ください。

WEBENCH Schematic Editorの特長

-WEBENCHツールで設計した電源回路に、異なる種類の出力コンデンサ、フィルタ回路、基板寄生容量/抵抗、スナバ回路などの追加が可能

-40,000点以上を網羅する部品ライブラリからの部品選択による設計のカスタム化が可能

-WEBENCHツールでカスタム化した電源回路のシミュレーションを行った後、Cadence OrCAD Capture CISMentor Graphics Xpedition xDX DesignerCADSoft EAGLEや、Altium formatのAltium Designerなどの業界をリードするCAD開発プラットフォームへのエクスポートが可能


TIWEBENCH設計支援ツールについて
WEBENCH Designer / WEBENCH Architectは、回路設計からシミュレーションまでのすべての設計プロセスに対応した業界唯一のオンライン設計支援ツールです。部品ライブラリは、メーカー120社の40,000点以上の部品データを収録しています。TIのディストリビューション・パートナーが価格と供給に関するデータを随時更新しており、ユーザーにとって、設計の最適化と生産計画の策定が可能になります。WEBENCH設計支援ツールは8つの言語で提供されており、ユーザーは完全なシステム設計回路を瞬時に比較でき、さらに、購入にあたってのサプライチェーンの決定を迅速に実行できます。無償で利用できるTIのWEBENCH設計支援ツールを使って設計を開始するには、http://www.tij.co.jp/webenchにアクセスしてください。


TIの電源設計支援ツールに関する情報
-包括的なシステム設計を可能にするTIの WEBENCHオンライン設計支援ツールを利用
-TIの PowerLab™ リファレンス・デザイン・ライブラリから、電源リファレンス・デザインをダウンロード


アナログ製品の情報共有や設計の問題解決には、TI E2E日本語コミュニティのアナログ・フォーラムをご利用ください。

※ WEBENCHはTexas Instrumentsの登録商標です。PowerLabはTexas Instrumentsの商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。