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ニュースリリース

キルビー・ラボ5周年に TIが新しいイノベーション・スタジオを開設

画期的な半導体技術を直に体験できるデモエリアを提供

2014年01月20日

CORPPR14-001                                                            

2014年1月20日

(米国時間2014年1月17日)抄訳

テキサス・インスツルメンツは、画期的なイノベーションの場であるキルビー・ラボ 5周年を記念して、「キルビー・ラボ・イノベーション・スタジオ」をダラスに開設しました。同ラボはTIの顧客、学生および大学の研究者にインタラクティブなデモ・スペースでエレクトロニクスの未来を形作る技術を体験する場を提供します。

TIのアナログ事業部チーフ・テクノロジー・オフィサー兼キルビー・ラボ・ディレクターのアフマド・バハイ(Ahmad Bahai)は次のように述べています。「キルビー・ラボ・イノベーション・スタジオは、破壊的イノベーション**およびエレクトロニクス産業で新たな領域を形作るTIのパイオニアへの、更なるTIのコミットメントを裏づけるものです。キルビー・ラボは開設以来、驚くほどの進展がありました。そして今、TIのお客様をはじめとする皆様にTIのイノベーション・スタジオでインタラクティブ・デモを通じてこれらの進歩を直に体験していただけるようになりました。」

キルビー・ラボのプロジェクトは、アイソレーション、高電圧ドライバ、アドバンス・タイミング・レファレンス、センサ、集積トランスデューサー・システムおよびモーター診断を含む主要な市場とアプリケーションに及び、その多くは次世代の工業用モニタや自動車の安全性などの推進力となるものです。パワーテクノロジにおけるTIのリーダーシップを基盤に、同ラボは緑豊かな世界にするためにエネルギーの生成、管理および低消費電力のための多くのパフォーマンスを可能にすることに重点的に取り組んでいます。

集積回路(IC)を発明したTIのジャック・キルビーの名にちなんで名付けられたキルビー・ラボは画期的技術を送り出すことにフォーカスした高度なイノベーション・センターです。同ラボは熟練した技術スタッフと新卒の大学生の交代制で運営されており、日常のビジネス需要から離れた共同作業の環境の中で実験し、革新し、技術の限界を押し上げることを目指しています。開設以来、150人以上の研究者がこのラボで、世界をより健全で、安全で、緑豊かな楽しいものにするプロジェクトに携わってきました。キルビー・ラボはダラスのほかシリコンバレーとインドにあります。

**1995年に、クレイトン・クリステンセンがJoseph Bowerとの共著論文にて考案。従来製品の価値を破壊するかもしれない全く新しい価値を生み出すイノベーションを意味する。

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