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ニュースリリース

日本TI、業界で最も広範な リファレンス・デザイン・ライブラリ、TI Designsを発表 システム設計の簡素化と迅速化を実現

アナログ、組込みプロセッサ、コネクティビティの広い分野で システム/サブシステム・レベルのソリューションを提供

2013年11月12日

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2013年11月12日

日本テキサス・インスツルメンツは、産業、車載、民生、通信、コンピューティング機器などの広範な用途向けのTIのアナログ、組込みプロセッサ、コネクティビティ製品などの包括的製品ラインアップをカバーし、業界で最も充実したリファレンス・デザイン・ライブラリとなるTI Designsを発表しました。TI Designsは、検証データ、回路/ブロック図、BOMコストのほか、回路の機能と性能の理解に役立つデザイン・ファイルなどの設計データを包括的に提供します。また、モデル、ソフトウェア、コード例、設計ガイド、評価モジュールなど、システム設計に活用できるサポート・ツールも充実しています。TI Designsリファレンス・デザイン・ライブラリに関する詳細はhttp://www.tij.co.jp/tidesigns-pr-jp をご覧ください。

TIのワールドワイド・アナログ・マーケティング担当バイスプレジデントのハゴップ・コザニアン(Hagop Kozanian)は、「TIの半導体製品ラインアップは業界で最も広範かつ多様です。TIは、お客様の問題解決をサポートする設計ツールを提供する上で、業界でユニークなポジションを確立しています。今回発表したTI Designsリファレンス・デザイン・ライブラリにより、お客様はこうしたTIの総合力を、さらに有効活用できるようになります」と述べ、さらに「お客様は設計中のシステムに、TI Designsで用意されているリファレンス・デザインをそのまま利用できます。また、リファレンス・デザインを利用し、設計に独自性・差別化を出すための発想を得ることもできます。これにより、技術者は目標を実現するために、より多くの時間と能力を製品のカスタム化に集中させることができ、貴重な技術リソースのより効率的な活用が可能になります」と語りました。

TIのアナログ、組込みプロセッサ、コネクティビティのエキスパートが、設計者の直面する最も困難な問題の解決をサポートする中で得た、システムと製品に関する知識をもとに作成したのが、TI Designsです。TI Designs ライブラリでは、業界最大の1,000以上の検証済み電源管理リファレンス・デザインを収録したPowerLab™と、高精度アナログ回路ライブラリであるTI Precision Designsからリファレンス・デザインへのアクセスが可能です。

TIの半導体製品を使ってシステム開発を行う設計者をサポートするため、TIではTI Designsリファレンス・デザイン・ライブラリのほかに、広範なツール、ソフトウェア、サポート、コミュニティ・ネットワークを提供しています。

  • WEBENCH® Design Center : 電源、照明、フィルタ、クロック、センサのカスタム回路の迅速な設計と、設計者の独自の仕様ニーズに対応した回路の生成、最適化、シミュレーションを可能にするユニークで強力なソフトウェア・ツールを提供

供給について
TI Designsは、約150のリファレンス・デザインをライブラリに収録し、現在提供中です。

現在提供中の製品とアプリケーション別リファレンス・デザインの一例:

今後も継続的に、新しいリファレンス・デザインをTI Designsリファレンス・デザイン・ライブラリに追加します。

TIのツール、サポート、設計リソースに関する情報は、こちらからも参照できます。

  • アプリケーション・ノート、ユーザー・ガイド、ホワイト・ペーパーなどの技術資料
  • TI技術者の寄稿記事 (英語)
  • TIのエキスパートが執筆しているアナログ・シグナル・チェーン、パワーマネージメント、マイコン、ワイヤレス・コネクティビティ、モーター駆動/制御などの分野に関する20以上のblog (英語)

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