2013年10月02日
SCJ-13-089
2013年 10月2日(米国時間2013年9月10日)抄訳
日本テキサス・インスツルメンツは、TIのSitara™プロセッサ製品、およびコネクティビティ・ソリューションがLEGO® マインドストーム® EV3ロボティクス・プラットフォームに採用され、供給中であると発表しました。このEV3 ロボティクス・ツールキットは、 TIの『AM1808』 Sitara ARM9™ プロセッサをモーター制御やセンサ監視、およびLinuxを実行できるプログラム可能なブリック・コンピュータ として搭載しています。 このロボティクス・ツールキットはハードウェアおよびソフトウェアのカスタマイズが容易であり、さらに同じボードに搭載されているTIの 『CC2560』 Bluetooth® コネクティビティ・ソリューションを使用することでiOSやAndroidの各アプリを使って、モバイル機器からロボット制御を行うことができます。
TI Sitaraプロセッサ グループのミラー・アデール(Miller Adair)は次のように述べています。「高い技術スキルを育成し、エンジニア間の双方向の交流に役立つマインドストーム・プログラムに参加できたことを喜ばしく思います。学生はハードウェアの基礎設計やプログラミングについて新しいEV3ブリック・コンピュータ上で体験することができ、学習することもできます。TIのSitaraプロセッサおよびBluetoothコネクティビティ・ソリューションは、EV3プラットフォームをさらに魅力的なものにします。」
次世代のトイ・ロボット製品を強化するテクノロジーの詳細
EV3を使用するユーザーはマインドストーム・プラットフォーム上で高性能なTIの『AM1808』Sitaraプロセッサと新しく追加されたセンサ群により高い柔軟性を持った設計を可能にします。また、低コストで低消費電力を備えた『AM1808』プロセッサは、インタラクティブなタッチスクリーンや高解像度ディスプレイでも使用でき、また複数の統合されたペリフェラルを実現することができます。低消費電力設計は、電池動作時間の延長や発熱の軽減に貢献できるから、ファンが必要でないポータブル機器でも使用をすることができます。同プロセッサが適合するアプリケーションとしては、ポータブル・ナビゲーション機器、ハンドヘルド・ゲーム、教育用機器、建物および産業用オートメーションなどがあります。
TIテクノロジーが強化したマインドストームEV3の特長と利点
STEM 教育について
TIは長年に渡り、数多くの教育プログラムの促進のためにリーダーシップの役割を担ってきました。今回のようなLEGO Groupとの協働は、STEM(科学、テクノロジー、エンジニアリングおよび数学)教育イニシアチブをサポートするTIの取り組みをさらに強化するものです。TIおよびTI財団は、教育分野に過去5年間に渡り1.5億ドル以上の支出を行っています。
Sitaraプロセッサの詳細については、次からも参照できます。
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