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TIのDLPテクノロジー、最多のタッチポイントにより ディスプレイのインタラクティブ機能を大幅に向上

革新的なDLP テクノロジーにより、ディスプレイの未来に新たな光教育やビジネスの現場で情報共有をさらに促進

2013年06月14日

SCJ-13-059

2013年6月14日

テキサス・インスツルメンツは、開催中の「InfoComm 2013」で、プロジェクタとディスプレイの分野でシームレスなインタラクティブ機能を実現する新たなDLP®テクノロジーを発表しました。試作品が初めて公開されるDLPマルチタッチ・テクノロジーは、いかなる形状の表面でも、複数のユーザーがフル・インタラクティブなタッチ・スクリーンを使用する可能性を創出します。

今回の新しいDLPテクノロジーは、全3Dフォーマット互換性、個体光源、ハイコントラスト1080pデータ・プロジェクタ技術を特長としており、インタラクティブ機能により、教育やビジネスの現場でさらに強力な情報共有への道を拓きます。

TIのDLPフロント・プロジェクション・マネージャのロジャー・カーバー(Roger Carver)は、「もはや、コンテンツの単純な表示だけでは不十分で、消費者はシームレスな方法でインタラクティブに情報を共有することを望んでいます」と述べ、さらに「TIがデモを行うソリューションは、あらゆる表面上で最大20のタッチポイント登録を可能にします。技術的な観点からは、もちろん、タッチポイントをさらに増やすことも可能です」と語りました。

2010年から2012年にかけて、世界のインタラクティブ・プロジェクタ販売は3倍強の成長を遂げ、14万台超に達しており、Futuresourceによると、需要の伸びは今年も継続します。市場のトレンドがインタラクティブ・ディスプレイの成長傾向を示す中で、学校では従来のチョークやホワイトボードに代わる手段で、学習体験を共有できる新たな技術が求められています。マルチタッチ・インタラクティブ機能により、DLPは壁面全体を覆うような大サイズ・スクリーン上で、生徒の同時参加を可能にするプラットフォーム構築の道を開きます。

さらに、ロジャー・カーバーは「TIのDLPは従来のプロジェクション技術を超える次元まで、インタラクティブ機能を発展させる可能性を追求しています。今後の飛躍的な成長と革新の可能性を秘めた分野の例としては、インタラクティブ・デジタル・サイネージや車載アプリケーションなどがあります」と語りました。

日立製作所、NEC、パナソニック、リコーなどのメーカーは、DLPによる技術革新を活用し、既存の製品ラインナップへの新たなDLPテクノロジー採用を進めています。

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DLP®テクノロジーについて

1996年以来、テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、インテリジェントなディスプレイ技術を含め、世界をリードする、さまざまなディスプレイ機器に採用されており、広範な用途で色彩、コントラスト、明瞭度、輝度の面で優れた特性を持つ高解像度画像を提供してきました。DLPのインテリジェントなディスプレイ機能は、車載、医療、双方向プロジェクションなどの広範なアプリケーションで、ユーザーに対しコンテンツの双方向利用を可能にしています。DLPテクノロジー採用のアプリケーションは、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)や、大規模ホール、会議室、教室、ホームシアターなどの施設で使われる大型ディスプレイ機器から、手のひらに乗るサイズから画像の表示を可能にするDLP Pico®搭載のモバイル機器にまで広がっています。すべてのDLPチップには、超高速でスイッチングを行う最大800万個の極小ミラーが敷き詰められています。この高速スイッチング・スピードの利点により、DLPは今までにない新たなアプリケーションを実現します。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp )およびツイッター(www.Twitter.com/TI_DLP )でも発信しています。

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