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タブレットブーム TIのDLP 1080p 解像度のデータ・プロジェクタの需要を喚起

テクノロジーの応用がホームシネマ市場から教育、ビジネス分野へ拡大

2013年02月26日

1月29日付報道用資料 抄訳
SCJ-13-010
2013年2月26日

2016年までに世界で売上台数が約100万台になるというFuturesource Consultingの最新データの予測通り、iPadやタブレットのビジネスや教育分野におけるいっそうの普及により、テキサス・インスツルメンツの DLPを採用した低価格の1080pプロジェクタの需要が高まっています。

 2006年から市場に投入されたプロジェクタ搭載の1080p高解像度チップの主な利点は次の通りです。

· 経済上のメリット: これまで1080pはプレミアム製品だけに限定されていたが、今では世界中で普及価格帯の製品にも搭載

· 正確な黒の色精度: 95%の開口率により、それぞれ200万以上のピクセルで最も正確かつ優れた画質を提供

· 超高速の応答時間: DLPチップは他に例の無い16マイクロ秒の応答時間を実現し、ユーザーに緻密で鮮明な画像を提供

· 最大の視覚体験: フラットパネルTVなど他のディスプレイと異なり、100インチより大きく、どのような表面にもイメージの投影が可能

· 3D対応: DLP Linkのアクティブ・グラスを使用することで、あらゆるソースから一般的なフォーマットで提供される3Dコンテンツの接続と再生が可能

DLP事業部フロントプロジェクション ビジネスマネージャーのロジャー・カーバー(Roger Carver)は「1080pの 利点は、スポーツ、ホームシネマやゲームなど、より消費者に焦点を当てた産業分野で長く知られてきましたが、今年は、このテクノロジーのB2B領域への応 用が期待されています。特に教育分野において、「ランプフリー」、3Dおよびインタラクティブ技術など、過去数年にわたり使用されている技術に著しい進展 がみられました。TIは学生に教室内における最良の画質を提供することをコミットします」と述べています。

Futuresource Consultingのベン・デイビス(Ben Davis)は「当社が12月に行った調査に よると、子供たちの14%が今年のクリスマスにタブレットを希望しました。これはテクノロジーが、子供たちのような消費者だけでなく、ビジネスの分野にお いても、どの程度社会に根付いているかを示す驚くべき証拠です。タブレット端末のあらゆる領域における幅広い導入、その結果として生じるHDビデオコンテ ンツの増大は、教室および会議室における、より高解像度のプロジェクタの需要を拡大しています」と述べています。

Futuresource Consultingは、今後3年間で産業および法人での利用におよぶタブレットの売上台数は倍以上になり、2016年までに推定 4,764,971台から10,879,721台に増えると予測しています。この成長に伴い、同領域における1080pプロジェクタの売上台数は、 2013年の35,618台から2016年には105,614台まで上昇すると予測しています。

DLP 1080p 解像度のデータ・プロジェクタは主要メーカーより販売されています。

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DLP®テクノロジーについて

1996年以来、テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、インテリジェントなディ スプレイ技術を含め、世界をリードする、さまざまなディスプレイ機器に採用されており、広範な用途で色彩、コントラスト、明瞭度、輝度の面で優れた特性を 持つ高解像度画像を提供してきました。DLPのインテリジェントなディスプレイ機能は、車載、医療、双方向プロジェクションなどの広範なアプリケーション で、ユーザーに対しコンテンツの双方向利用を可能にしています。DLPテクノロジー採用のアプリケーションは、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)や、大規模ホール、会議室、教室、ホームシアターなどの施設で使われる大型ディスプレイ機器から、手のひらに乗るサイズから画像の表示を可能にするDLP Pico®搭載のモバイル機器にまで広がっています。すべてのDLPチップには、超高速でスイッチングを行う最大800万個の極小ミラーが敷き詰められています。この高速スイッチング・スピードの利点により、DLPは今までにない新たなアプリケーションを実現します。

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