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TI、最新のDLP Picoチップ・アーキテクチャを発表

DLP Picoディスプレイソリューションのファミリーの拡張で 高輝度で小型、低消費電力の製品を可能に

2013年01月09日

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2013年1月9日

テキサス・インスツルメンツは「2013 International CES」において、市場をリードするDLP® Pico™ テクノロジーの革新的でより細かなピクセルのアーキテクチャ、”Tilt & Roll Pixel (TRP)”を発表しました。これにより、多くのデバイスや製品カテゴリーにおいて、ユニークで堅牢な大画面ディスプレイ機能を持った製品展開を可能にします。

 新しいTRPアーキテクチャを採用した製品の主な利点は次の通りです。

· 高効率による約30%の輝度向上

· 最大50%の省電力

· 同サイズのチップに比べて2倍の解像度

これらのアーキテクチャにより、スマートフォン、タブレット、カメラ/ビデオカメラ、ノートパソコン、眼鏡やスタンドアロンデバイスなど、この機能を搭載する製品の性能を大幅に向上できます。

DLP Picoビジネス・ユニットのマネージャー、フランク・モイジオ(Frank Moizio)は次のように述べています。「デジタルコンテンツの強みは、いつでもどこでも利用できることです。DLP Picoテクノロジーは最少のデバイスから最大の画像を創り出し、これによりユーザーはデジタルコンテンツの強みを生かし、実際の環境で共有することができます。新しいピクセルアーキテクチャはPicoテクノロジーの応用範囲を広げ、より高輝度の画像と高い効率を提供する、新しい小型デバイスや新しいアプリケーションを可能にします」

Pacific Media Associates (PMA)はPicoプロジェクタの人気の高まりに注目し、世界のPicoプロジェクタ市場が2016年までに1200万台に広がると予測しています。 TIは現在、メーカーとともに新しいTRPアーキテクチャを有するDLPチップの搭載を進めています。

CES 2013の会場で最新のDLP Picoテクノロジーや最新デバイスをご覧ください。

· Pepcom’s Digital Experience! : 1月7日(月)19時(太平洋時間)

· DLP デモスイート: 1月8日(火)~1月11日(金)(予約制)*

*ご予約は(dlpus@waggeneredstrom.com)までご連絡ください。

 CES期間中のDLP 関連の最新ニュース、ビデオ、画像、その他デジタルコンテンツはオンラインプレスキット(DLP.com/CES2013)で参照できます。DLPのツィッター(@TI_DLP)やDLPのYouTube(YouTube.com/DLPTechnology)からも情報を発信しています。

 DLPテクノロジーおよび製品についてはDLP.comもご参照ください。 

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DLP®テクノロジーについて

1996年以来、テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、インテリジェントなディ スプレイ技術を含め、世界をリードする、さまざまなディスプレイ機器に採用されており、広範な用途で色彩、コントラスト、明瞭度、輝度の面で優れた特性を 持つ高解像度画像を提供してきました。DLPのインテリジェントなディスプレイ機能は、車載、医療、双方向プロジェクションなどの広範なアプリケーション で、ユーザーに対しコンテンツの双方向利用を可能にしています。DLPテクノロジー採用のアプリケーションは、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)や、大規模ホール、会議室、教室、ホームシアターなどの施設で使われる大型ディスプレイ機器から、手のひらに乗るサイズから画像の表示を可能にするDLP Pico®搭載のモバイル機器にまで広がっています。すべてのDLPチップには、超高速でスイッチングを行う最大800万個の極小ミラーが敷き詰められています。この高速スイッチング・スピードの利点により、DLPは今までにない新たなアプリケーションを実現します。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp )およびツイッター(www.Twitter.com/TI_DLP )でも発信しています。

*DLP、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です

*すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します