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ニュースリリース

日本TI、業界初、ZigBee Smart Energy、ZigBee Home Automation ZigBee Light Linkの各標準規格をサポートする 『CC2538』ZigBeeワイヤレス・ネットワーク・プロセッサを発表

スマートグリッド・インフラストラクチャ、家電およびインターネット接続の 照明ネットワークの3つのZigBee標準規格の間で、シームレスなユーザー体験を提供

2012年11月21日

SCJ-12-119

2012年11月21日

日本テキサス・インスツルメンツは、ZigBee Smart Energy™ZigBee Home Automation™ZigBee Light Link™のZigBee®標準規格3種類をサポートする『CC2538』ZigBee®ワ イヤレス・ネットワーク・プロセッサの提供を発表しました。メーカー各社は、この『CC2538』ZigBeeネットワーク・プロセッサを搭載すること で、これら3種類の標準規格をワン・チップでサポートできる他、各標準規格を高速で切り換えることでシームレスなユーザー体験を提供できます。スマート メーター、家電、ホーム・ゲートウェイおよびインターネット接続の照明製品などのメーカー各社は、より高いサービス品質を提供できます。

『CC2538』ZigBeeネットワーク・プロセッサ、およびZigBeeならびにZigBee PROをサポートするZ-Stack™ 2.5を組み合わせる事で、業界で最も幅広い機能を実現できます。コンシューマ機器では『CC2538』を使うことで、スマートグリッドでの家庭内ネット ワーク、モニタリングシステム、照明ネットワークの構築をより簡単に実現し、開発コストと開発工数を軽減できます。『CC2538』は堅牢なIEEE 802.15.4の無線機能に加えARM® Cortex™マイコン・システムを統合しています。セキュリティ動作はすべて専用のアクセラレータ群が処理することから、複数のZigBee標準規格を並行処理するための、十分なプロセシング・パワーおよびメモリを確保できます。

TIのワイヤレス・コネクティビティ担当総責任者であるオイビン・バークネス(Oyvind Birkenes)は次のように述べています。「Internet of Things (IoT、物と物とのインターネット接続)の成長には、新たなZigBee機器が、展開済みのスマートグリッド・インフラストラクチャ、ホーム・オート メーションおよびインターネット接続の照明機器などのZigBee対応の最終機器との間で、容易にネットワークを構築できることが必要です。最もポピュ ラーな3種類のZigBee標準規格をサポートするZigBeeワイヤレス・ネットワーク・プロセッサを供給することで、機能と効率の水準をさらに向上さ せるとともに、メーカー各社の新製品と、市場に流通する既存のZigBee対応機器との相互動作を実現します」

供給について

現在、『CC2538』開発プラットフォームはサンプル供給中です。量産出荷、および販売特約店経由の販売は、2013年第1四半期の予定です。

TIのワイヤレス・コネクティビティおよびスマートグリッド・ソリューションの詳細は、こちらからも参照できます。

· TIの ZigBee ソリューション:
http://www.tij.co.jp/zigbee-pr-jp

· TIのスマートグリッド・ソリューション:
http://www.tij.co.jp/smartgrid

· TIのワイヤレス・コネクティビティ・ソリューション:
http://www.tij.co.jp/wirelessconnectivity

※Z-StackはTexas Instrumentsの商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。