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ニュースリリース

TI、ワイヤレス事業のコストを削減し、 OMAP、ワイヤレス・コネクティビティ・ソリューションは 組込み市場に注力

2012年11月15日

CORPPR-12-009

2012年11 月15日(米国時間2012年11月14日)

テキサス・インスツルメンツは、現在進めているビジネス戦略に基づき、ワイヤレス事業のコストを削減し、持続的な市場拡大が期待できる組込 み市場向に、ワイヤレス事業における投資を集中させる方針を本日発表しました。コスト削減には、全世界で実施される約1,700名の人員削減が含まれま す。

TIは、大手のお客様がカスタム・チップの開発や採用を強力に推し進める傾向にあるモバイル市場に注力するこれまでの戦略を変更し、OMAPTMプ ロセッサやワイヤレス・コネクティビティ・ソリューションのビジネスを、最終製品のライフサイクルが比較的長い、幅広い組込みアプリケーションに注力させ る方針をすでに明らかにしていました。この戦略変更においては、リソースと投資をより小規模なものにすることが求められます。

組込みプロセッシングのシニア・バイス・プレジデントであるグレッグ・デラギ(Greg Delagi)は次のように述べています。TIはOMAPTMプロセッサとワイヤレ ス・コネクティビティの製品群を再構築し、組込み市場に注力します。すでに新しい組込みアプリケーション市場で多数のお客様を獲得し、事業展開は勢いを増 しつつあります。この分野でのさらなる努力を継続していきます。」「今回の人員削減は従業員に影響が及ぶものであり、大変心苦しいものです。今回の戦略変 更によって影響を受ける従業員には誠意を尽くし、退職ベネフィット、再就職支援等の一連のサポートを提供いたします。」

これらの施策によりTIは2013年末までに、年間約4億5000万ドルのコストの削減を見込んでいます。また、発生する費用は約3億2500万ド ルで、大部分がこの第4四半期に計上されます。2012年10月22日(米国時間)に発表された第4四半期の見通しには、これらの追加費用は含まれており ません。