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ニュースリリース

日本TI、より高い汎用性と使いやすさを実現した 『DLP LightCrafter 2.0』を発表

新しいソフトウェアと拡張機能により 光を制御するアプリケーションへの応用がさらに容易に

2012年09月08日

SCJ-12-081

2012年9月7日

日本テキサス・インスツルメンツは、世界最大のオプトエレクトロニクスショー「CIOE 2012*」において、DLP® LightCrafter™ 2.0を 発表しました。DLP LightCrafter 2.0はお客様のご意見と継続的な研究開発によって開発された新しいソフトウェアを特長とし、いっそうの使いやすさ、より高い柔軟性と機能拡張を確保した キットです。DLP LightCrafter 2.0 は、産業機器、医療機器、セキュリティ機器、また高速なインテリジェント・ライト・ステアリングを必要とする科学計測ソリューションなどへDLPテクノロ ジーを組込めるようにした最新かつ最先端の評価プラットフォームです。DLP LightCrafter 2.0に内蔵されている「TMS320DM365」組込みプロセッサ、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)とFPGAサポートも改善され ています。

*China International Optoelectronic Exposition 2012

DLP エンベデッドビジネス部門ビジネスマネージャー、マリキータ・ゴードン(Mariquita Gordon)は次のように述べています。「今年1月、SPIE Photonics Westで発表したDLP LightCrafterプラットフォームについて、多くのお客様から非常に前向きなフィードバックをいただきました。TIのe2e.TI.comコミュニティーはとても盛況で、既に複数のお客様がLightCrafterモジュールをベースとした製品を市場に投入しています」

DLP LightCrafter 2.0の主な特長と改善点は下記の通りです:

· シーケンス・モードの追加:  配列の個々のパターンはDLP LightCrafter 2.0で 表示する前にGUI内でプレビューできます。“play once(一回再生)”オプションは連続的な配列パターンモードに代わるものとして追加されました。モノクロBMPファイルに加えより汎用性の高い配列パ ターン用にカラーとグレースケールBMPファイルもサポートされています。SDカードから直接コンテンツを読み込む新しいスライドショーモードの利用が可 能です。

 

· 改良されたLEDコントロール: HDMI接続された入力ソースからコンテンツをストリーミングする際、赤、緑、青のLEDを個別に選択できます。

また、現在DLP LightCrafterをご利用いただいているお客様はTI.com/MEMSよりソフトウェアアップグレードをダウンロードできます。

 Seikowaveのマット・ベリス(Matt Bellis)社長兼最高経営責任者は次のように述べています。「当社の主な目標は、お客様の進化し続けるニーズを満たすために、幅広い環境下で機能することができる便利で費用対効果が高い3次元測定システムを作り出すことでした。 DLP LightCrafter モジュールはコンパクトで携帯可能な3次元画像を提供する当社の新しいeVoxLCG製品の基礎として使用することができた強力なツールです」

新しいソフトウェア機能とアップグレードの詳細、発注情報(現在$599で発売中)については、TI.com/DLPLightCrafterをご参照ください。また現在取り扱い中のDLPチップセットや開発プラットフォーム、DLPテクノロジーを使った様々なアプリケーションに関する情報は、TI.com/MEMSをご参照ください。

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DLP®テクノロジーについて

テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、1996年より鮮明で明るくシャープな映像を提供してきました。ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクタ、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)および大画面HDTVなどに採用され、世界のプロジェクションおよびディスプレイのトップメーカーの多くが、DLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLPテクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、なめらかな画像と高速な動画応答性能を実現します。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp)およびツイッター(www.Twitter.com/TI_DLP)でも発信しています。 

*DLP、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です

*すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します