2012年09月04日
SCJ-12-080
2012月9月4日
日本テキサス・インスツルメンツは、1.8Vから5Vまでの低電圧リレーのサポートを可能にする、業界初の完全集積型7チャネル・リレー・ドライバを発表しました。新製品の『ULN2003LV』は、1個のデバイスで通信機器内のデータ・リレーと信号レールの低電圧駆動が可能で、これまでのような数多くのディスクリート・コンポーネントの使用を不要にします。この新しい ICにより、消費電力とコストの低減と同時に、基板実装面積の最大80%の削減が可能になります。製品の詳細とサンプルのご注文はwww.tij.co.jp/uln2003lv-pr-jpをご参照ください。
『ULN2003LV』の主な特長と利点
・ 高ノイズ環境下で高性能を発揮: 入力抵抗/コンデンサ(RC)スナバ回路により、高ノイズ動作条件下でドライバ性能を大幅に向上
・ 大電流負荷向けのチャネル・グルーピング機能: 内蔵入力プルダウン抵抗により、入力ロジックのスリー・ステート動作が可能で、重い負荷条件においても効率を
向上
・ 消費電力の低減: 7個の内蔵低出力インピーダンス・ドライバにより、消費電力を最小化し、競合製品と比較して5分の1に削減
・ 広範なデバイス互換性: 1.8V~5VのCMOSロジック入力インターフェイスにより、競合製品と比較し、より広い範囲のマイコンとその他のロジック・インターフェイス
との互換性を提供
供給、パッケージおよび価格について
『ULN2003LV』は10mm×4mmの16ピンSOICおよび、5.1mm×4.5mmの16ピンTSSOPパッケージで供給中です。100個受注時の単価(参考価格)は0.15ドルです。
『ULN2003LVDR』および『ULN2003LVPWR』の特性表
項目 |
||
コレクタ・エミッタ定格電圧(V) |
8 |
8 |
出力電圧(最大)(V) |
8 |
8 |
スイッチング電圧(最大)(V) |
8 |
8 |
ピーク出力電流(mA) |
1000 |
1000 |
パッケージごとのドライバ数 |
7 |
7 |
入力互換 |
1.8V、3.3V、5V CMOS |
1.8V、3.3V、5V CMOS |
遅延(標準)(ns) |
80 |
80 |
動作温度範囲(℃) |
-40 ~ +85 |
-40 ~ +85 |
ピン/パッケージ |
16SOIC |
16TSSOP |
参考価格(米ドル) |
0.15 | 100 個単位 |
0.15 | 100 個単位 |
TIの標準リニア製品に関する情報はこちらからも参照できます。
・ 『ULN2003LV』のサンプルのご注文: www.tij.co.jp/uln2003lv-pr-jp
・ 『ULN2003LV』の評価モジュールのご注文: www.tij.co.jp/uln2003lv-evm-pr-jp
・ リニアIC ステータス・レポートのダウンロード
・ インターフェイスIC ステータス・レポートのダウンロード
※ すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。