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ニュースリリース

TI、アナログ研究開発施設、シリコンバレー・ラボを開設

アナログ分野の研究で大学および顧客と協同

2012年05月26日

報道向けご参考資料 米国2012年3月14日付プレスリリース抄訳

テキサス・インスツルメンツは、アナログの研究開発施設としてTIシリコンバレー・ラボを開設しました。同ラボは、顧客や大学との密接な協同により、アナログ回路およびミックスド・シグナル回路とテクノロジーの先端研究および開発のために設立されました。超低消費電力パターン認識用アナログ・シグナル・プロセッシングから将来のクラウド・サーバ向けパワー・マネジメントの再設計に至るまでの様々な先端プロジェクトを、ラボ内で開発しています。

TIのアナログ事業統括シニア・バイス・プレジデントのグレッグ・ロウ(Gregg Lowe)は、次のように述べています。「TIは、アナログICの製造、設計、および研究リソースをそろえ、クラウド・コンピューティングへの効率的な電源供給から、高品質、低価格でポータブルな医療機器製品の実現にいたるまで、難しい課題を独創的なアナログ製品開発により解決していきます。TIシリコンバレー・ラボは、お客様と共にこうした難しい課題に取り組み、事業の更なる成長に向けて、投資を進めていきます」

TIはまた、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校などの大学との協同も発表しました。TIはまた、優秀な工学部学生向けのインターンシップ、および成績優秀な大学新卒者向けにシリコンバレーのTIにおけるトレーニング・プログラムの機会を増やします。 TIのアナログ事業部チーフ・テクノロジー・オフィサーのアフマド・バハイ(Ahmad Bahai)は次のように述べています。「現代の市場におけるイノベーションのブレイクスルーには、大学や研究機関との産学共同による、総合的な研究体制が必要です。TIのラボは、半導体業界における研究開発の一層の進展のため、学部生インターンシップからアナログ半導体の先端研究における大学教授やお客様の研究チームによる助言まで、トータル・イノベーションを目指した産学協同のバリュー・ネットワーク構築のためのコネクションと投資を目的に設立されました」

 TIシリコンバレー・ラボのビデオは、http://www.ti.com/analogresearch-prv よりご覧ください。