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日本TI『TINA-TI ™バージョン9.1』日本語版を発表、従来に比べて5倍の高速シミュレーション

2011年05月23日

日本テキサス・インスツルメンツは、SPICEエンジンに基づいたパワフルなアナログ設計およびシミュレーション・プログラムである『TINA-TI バージョン9.1』を発表しました。この最新バージョンの無償ソフトウェア・プログラムは、従来のバージョン7.0と比較して平均5倍の高速シミュレーションを提供し、さらにノードー数や素子数の制約を気にする事なく、多種のアナログアプリケーションに於ける、基本回路や複雑なアーキテクチャを含む高度な回路の設計、検証、トラブルシューティングに最適な環境を約束します。

TINA-TIに関する情報はこちらからも参照できます。

TINA-TI バージョン9.1』の主な特長と利点

  • マルチコア・プロセッサのサポートならびに、最適化されたSPICEエンジンによって、平均5倍の高速シミュレーションを提供します。
  • 『TINA-TIバージョン9.1』に、多くのSPICEモデルに対応し、使いやすい設計シミュレーションを提供します。
  • 『TINA-TIバージョン9.1』は500種類を超えるTIの製品モデルと130種類を超えるTIの新しい電源モデルが含まれている、幅広いアプリケーションのリファレンス回路を提供と高速シミュレーションの実現によって、スピーディーな製品の市場投入を可能にします。
  • 『TINA-TIバージョン9.1』は、SPICEの標準的なDC解析、過渡解析およびAC解析のすべてをサポートし、仮想的なオシロスコープやパターンジェネレータなどを使用して、入力波形を作ったり、出力波形を確認する事もできます。

供給について

『TINA-TIバージョン9.1』は、TIのAnalog eLabTMデザイン・センターから無償でダウンロードが可能です。このサイトは、アプリケーションでTIのアナログ製品を使われるみなさまに、サポートおよびトレーニングを提供します。

※ TINA-TIおよびAnalog eLabはTexas Instrumentsの商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。