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International Solid-State Circuits Conference (ISSCC)講演についてのご案内

2012年02月17日

SCJ-12-022

2012年2月17日

テキサス・インスツルメンツは、来る2月19日(日)から2月23 日(木)まで米国・カリフォルニア州で開催される半導体集積回路技術の国際会議「International Solid-State Circuits Conference 」に参加いたします。期間中は低消費電力およびエネルギー効率の向上に関する講演を数多く予定しております。

- 記 - 

日時:2012219日(日)~ 2012223日(木)

会場:サンフランシスコ マリオット マーキース(米国・カリフォルニア州)

講演日程

・2月19日(日)午後4時35分 セッションF2

TIフェロー、デーブ・フリーマン(Dave Freeman)が、集積回路によって成り立っている各市場において、電圧レギュレータ回路およびエネルギー管理機能がどのように市場の持続性をサポートしているかを、クラウドを例にとって解説します。クラウドでは、市場の成長に伴いビジネスおよびコンシューマのクラウド依存度が高まるため、必然的に電力需要が増え、市場の継続性に影響を与えることが想定されます。フリーマンは、クラウドのさらなる成長とその継続に必要な3種類の電力領域における電力・エネルギー管理機能の役割について講演します。

・2月20日(月)午後4時45分 セッション5.8

TIのカーシク・カーディベル(Karthik Kardivel)が、太陽電池および熱電対による電気エネルギー・ハーベスト向けの、電池管理機能を備えた330nA(ナノアンペア)エネルギー・ハーベスト充電ICについて講演します。パーソナル・エレクトロニクス製品に使用される再充電可能な電池またはスーパー・キャパシタ用に、エネルギーの抽出および貯蔵機能を実現するために設計された、『bq25504』充電・電池管理機能ICの説明を行います。

・2月21日(火)午前11時45分 セッション8.7

TIのフェンカテシュ・スリニファサン(Venkatesh Srinivasan)が、通信または超音波画像システムなどのシグナル・チェーン・アプリケーション向けの、広帯域、高電力効率の連続(CT)シグマ-デルタ型A/Dコンバータについて講演します。この製品は現在、6GHzと最も高いクロックで動作するCT A/Dコンバータであり、非常に高い競争力の実装面積および低消費電力で、広い帯域幅およびダイナミックレンジを提供します。

・2月21日(火)午後4時45分 セッション 12.7

TIのマエシュ・メーエンデール(Mahesh Mehendale)が、複数の標準規格に対応し、モバイル機器向けのTIのOMAPTM4およびOMAP5 SoC(System-on-Chip)プロセッサに搭載されているプログラマブル、ローパワーのフルHDビデオ・コーデック・エンジンについて講演します。このエンジンは、業界で最も多様なビデオ・コーデックおよびプロファイルをサポートしながら、業界最高のビデオ品質および、より低いビットレート出力を提供します。これらの機能はSoC内に統合されていることから、ソフトウェア・プログラムで動作する個別プロセッサ構成の代替手段と比較して、より高い効率を実現します。

・2月21日(火)午後8時00分 イブニング・パネル

TIフェロー兼キルビーラボ責任者であるアジス・アメラセケラ(Ajith Amerasekera)が、「RF(高周波)における次の開拓分野」というテーマでパネル・ディスカッションに参加します。このディスカッションでは、ホーム・オートメーションおよび照明、スマートメータ、アラームおよびセキュリティその他の各種アプリケーションにおけるローパワーRFのトレンドおよび、これらのアプリケーションの向上につながるテクノロジーの方向性についても論じます。

・2月23日(木)午前9時40分 セッションF5

TIフェロー、ジーン・フランツ(Gene Frantz)が、ヘルスケア分野における電子システムの変化および、ヘルスケア製品の継続的な変容と変革をもたらす、低消費電力およびエネルギー効率の進歩についての招待講演を行います。

 ※ 詳細は下記リンク先をご参照ください。

URL http://isscc.org/index.html (ISSCC特設サイト/英語)