TI ホーム > ニュースリリース

ニュースリリース

最新のHD対応DLP Picoテクノロジー搭載製品をCES 2012で一挙紹介

2012年01月11日

ピコ・プロジェクタの市場規模は前年比2倍となる見込み

SCJ-12-002

2012年1月11日

報道向けご参考資料:米国1月10日付プレスリリース抄訳

TIは、本日、CESにおいて、DLP Picoチップセットの累積出荷数が現在までに200万セットを超えたと発表しました。TIのDLP PicoTMテクノロジーは、HDビデオの再生から、携帯機器の画面サイズにとらわれることのないコンテンツ共有を可能にするなど、不可能と思われていたアイディアを現実のもとにしています。スマートフォン、デジタルカメラ、ビデオカメラ、スマートフォンアクセサリ、メディアプレイヤー対応ドック、ノートPC、その他アクセサリなどの小型デバイスでの映像/画像投影まで、多種多様なデバイス上に搭載され、プロジェクション技術の小型化をより身近にしています。

DLP Picoテクノロジーが実現するユニークな映像体験は、以下のビデオリンクからご覧いただけます。http://bit.ly/w1jGuZ

世界的な調査会社各社の産業アナリストも、コンシューマーデバイスへの組み込みと、プロジェクタ単体としての普及の双方が進むことで、ピコ・プロジェクタ分野は著しい成長を遂げると予想しています。Pacific Media Associates会長のウィリアム・コッグシャル博士(Dr. William Coggshall)は次のように述べています。「500ルーメン未満というプロジェクタ製品カテゴリ世界市場は、2011年と比較して2倍以上に成長すると予測されます」

DLP Picoプロジェクション事業部のビジネスマネージャー、フランク・モイジオ(Frank Moizio)は次のように述べています。「超小型プロジェクタ製品というジャンルは製品の進化と共に、今後も一層拡大していきます。様々な解像度のDLP Picoチップセットが量産化段階に入ったことで、消費者にお届けできる製品にも広がりがでてきます。プレゼンテーションであれ、モバイルゲームであれ、お客様の様々なニーズに向けて、コンテンツをより使いやすい、楽しいものにする方法を探す主導的役割をとれることを嬉しく思います。そのためにはパートナー各社の協力が不可欠です。パートナー各社と共に、消費者の皆様がどこでも、あらゆる形態で、毎日DLP Picoテクノロジーを活用できるように努めていきたいと思います」

DLP Picoテクノロジーの最新技術の一つが、WXGA 解像度のDLP Pico HDチップです。このチップを使用した製品はすでに12製品が市場に投入されており、中には最大輝度500ルーメン、ワイヤレスコンテンツストリーミング、3D対応といった、わずか数年前であれば大型で高額なプロジェクタでしか実現できなかった機能を搭載している製品もあります。DLP Picoテクノロジーを採用したプロジェクタ製品は、HDMIポート、無線LAN(WiFi)、Bluetooth® ワイヤレステクノロジーなどの各種接続機能を備えており、ほぼ全てのマルチメディアデバイスや小型ポータブルデバイスから大型スクリーンへの上映が簡単にできるようになっています。

CESの期間中、会場ではDLP Picoの最新の技術を搭載した30以上の最新の製品が展示されます。主なものは、同じ形状であるPK301と比較し、光度が2倍あるOptomaのPK320、iDevice ドックを搭載したBenQのJoybee GP2、BrookstoneのiPhone 4/4S用ピコ・プロジェクタアクセサリ、DellのM110などです。これらをはじめとするDLP Picoテクノロジーの新製品や今後発表予定の製品は、DLP Pico デモスイート(Las Vegas Convention Center - room N115)、もしくはCES開催期間中のパートナー各社の展示にてご覧いただけます。

CES期間中のDLP Picoテクノロジー関連のニュース、画像、その他デジタルコンテンツは、オンラインプレスキット(DLP.com/CES2012)で参照できます。DLPのツイッター(@TI_DLP)やDLPのYouTubeページ(YouTube.com/DLPTechnology)からも情報を発信しています。

 DLPテクノロジーおよび製品についてはDLP.com もご参照ください。

 RSS配信について

日本TIでは、製品・技術に関するニュースリリースをRSS配信しています。以下のページにある「RSS配信」のコーナーで「日本TIニュースリリース」をクリックしてください。

http://focus.tij.co.jp/jp/general/docs/rss.tsp

 DLP®テクノロジーについて

テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、1996年より鮮明で明るくシャープな映像を提供してきました。ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクタ、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)および大画面HDTVなどに採用され、世界のプロジェクションおよびディスプレイのトップメーカーの多くが、DLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLPテクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、なめらかな画像と高速な動画応答性能を実現します。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp)およびツイッター(www.Twitter.com/TI_DLP)でも発信しています。

*DLP、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です

*すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します