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ニュースリリース

デマンドレスポンス技術研究会の立ち上げについて

2011年11月30日

~早稲田大学 先進グリッド技術研究所にて、米国デマンドレスポンスシステムと 電気エネルギー制御規格(Open ADR、SEP)研究会を設立~

2011年11月30日

早稲田大学 先進グリッド技術研究所(所長:林泰弘教授)は、アドソル日進株式会社、オムロン株式会社、住友電気工業株式会社、ダイキン工業株式会社、dSPACE Japan株式会社、東光電気株式会社、日本オラクル株式会社、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社、ホシデン株式会社の9社と、デマンドレスポンス技術研究会を立ち上げました。

米国では、カリフォルニア大停電をきっかけに、電力需給バランス制御、電力系統の品質向上、新規市場の構築を目的とし、スマートグリッドの技術開発に国を挙げて取り組んでおり、その要素技術であるデマンドレスポンス及び、電気エネルギー制御に関わる標準規格化を世界に先駆けて進めています。米国スマートグリッド標準技術は、諸外国でも産学官による積極的な検討がされており、日本でも海外の標準化技術の評価・検討を行う、中立的な学術研究機関が重要であると考えました。

日本企業が得意とするエネルギー機器制御技術やその周辺技術を、海外スマートグリッド標準プラットフォームに統合することで、グローバルのユーザーや企業に対し、より価値の高いシステムソリューションの展開が可能になると考えます。

本研究会では、先進グリッド技術研究所が、系統安定化技術研究の一部として、米国デマンドレスポンス技術及び、電気エネルギー制御規格(Open ADR、SEP)の学術的な研究を推進し、米国技術、規格をプラットフォームとして、太陽光発電、蓄電池、電気自動車、ヒートポンプ給湯機など日本企業の強みをグローバルに展開する議論の場を設けます。

参加企業は当研究会での活動を通じて得た成果を各社のグローバル展開に活かす方針です。

なお、本研究会においては、研究報告会、講演会、講習会など通じて、研究成果を広く社会に発信して参ります。

【デマンドレスポンス技術研究会 設立時の会員一覧】

会員名

本社所在地

早稲田大学 先進グリッド技術研究所

東京都新宿区大久保3-4-1

アドソル日進株式会社

東京都港区港南4-1-8 リバージュ品川

オムロン株式会社

京都府京都市下京区塩小路通堀川東入

住友電気工業株式会社

大阪府大阪市中央区北浜4-5-33 住友ビル

ダイキン工業株式会社

大阪市北区中崎西2-4-12梅田センタービル

dSPACE Japan株式会社

東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー

東光電気株式会社

東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル

日本オラクル株式会社

東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター

日本テキサス・インスツルメンツ株式会社

東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル

ホシデン株式会社

大阪府八尾市北久宝寺1-4-33