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ニュースリリース

TI、ナショナル セミコンダクター社の買収を完了

2011年09月26日

ナショナル セミコンダクター社はTIのアナログ事業部に編入、 製品ラインの増加、専門能力やサポートの強化で顧客に貢献

CORPPR-11-009

2011年9月26日(米国時間2011年9月23日)抄訳

テキサス・インスツルメンツ(TI)は本日、ナショナル セミコンダクター社の買収完了を発表しました。

TIの社長会長兼CEOのリッチ・テンプルトンは以下のように述べました。「ナショナル セミコンダクター社はTIのアナログ事業の成長をけん引する戦略部門となりました。両社は共にお客様のために、半導体の性能向上と電力効率の追求といった革新を進めるべく、注力してまいります」

ナショナル セミコンダクター社の5,000名以上の従業員は、直ちにTI従業員となります。両社はナショナル セミコンダクター社をTIのアナログ事業に組み込む統合作業に移ります。これにより両社合わせて約45,000種に上るアナログ製品のポートフォリオ、設計ツールの強化、以前のナショナル セミコンダクター社の10倍に相当する営業チームが実現します。

「買収の完了により、より多くの先進的なアナログ製品、生産能力の強化、業界最大の営業ならびにアプリケーション・チームを得ることになり、TIの市場における存在感は高まるでしょう」とテンプルトンは述べています。

2011年4月4日(日本時間4月5日)に発表された当買収は、関連する諸規定の審査をすべて終了し、ナショナル セミコンダクター社の株主により承認されました。TIは本年10月24日(日本時間25日)発表予定の第3四半期決算より、ナショナル セミコンダクター社の実績を計上します。

今回の買収完了により、アナログ製品の売上は、TIの総売上の50パーセント強を占めることになります。

TIは、米国メイン州、英国スコットランド、マレーシアにあるナショナル セミコンダクター社の生産拠点の操業を継続し、旧ナショナル セミコンダクター本社オフィス(米国カリフォルニア州サンタクララ)ならびに各国の営業/設計サポート拠点も存続します。

詳細はホームページ(www.tij.co.jp/deliveringmoretogether )をご参照ください。