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TI、IFAで最新のDLP Picoテクノロジーを モバイル、大スクリーンで公開

2011年09月02日

Acer、Nikon、Optoma、PhilipsなどがDLP Picoテクノロジー搭載の新製品を公開

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2011年9月2日

現在ベルリンで開催されている世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス/家電製品のトレードショーであるIFAにおいて、TIのDLP® Picoテクノロジーが採用された新製品が展示され、注目を集めています。

展示製品はコンシューマーおよびビジネス向け製品で、USBで動作するAcerの C110ラップトップ・プロジェクタ、ニコンのCOOLPIX S1200pj デジタルカメラ、Optoma のML500デジタル・マルチメディア・プロジェクタ、MiliのPower Projector 2、Philipsのポケット・プロジェクタ、VivitekのHD Qmiなどが展示されています。DLP Picoテクノロジーの搭載により、こうした小型・モバイル機器からも大型スクリーンに簡単に投影できるようになりました。

DLP Pico事業部マネージャーであるフランク・モイジオは次のように述べています。

「DLP Picoテクノロジーは世界の30を超える主要ブランドの数多くの製品に採用されています。我々は、大画面用の革新的なプロジェクション技術を小型モバイル製品でも使用可能にすることで、エンタテイメント、ビジネス、教育などの用途を問わず、消費者が自由にかつ簡単にマルチメディア・コンテンツを楽しめて、ユニークで新しい体験ができることを目標としてきました。IFA 2011での展示製品は、DLP Picoテクノロジーの新たな局面と今後の展望を示すものです。」

 

Nikon Europe BVのプロダクト・マネージャーであるニコラス・ジレット氏は以下のように述べています。

「当社がDLPテクノロジーをCOOLPIX S1200pjカメラに採用したのは、ピコ・プロジェクタにより、優れたプロジェクション機能を搭載できるからです。ユーザーはこのカメラをiPad、iPhoneやiPodに接続するだけで、外部プロジェクタとしても使用できます。」

 

SagemconのPhilips PicoPix製品マーケティング・マネージャーであるHarald Pichler氏は以下のように述べています。

「DLPピコ・テクノロジーにより弊社のPicoPix ポケット・プロジェクタは画質を大幅に向上できました。輝度を80ルーメンまで引き上げ、コントラスト強度を高め、色の純度を上げることで、写真や動画をより楽しむことができます。」

手のひらからHD映像を投影

DLP の最新のPico テクノロジーにより実現したPico HDチップ(今年1月のCESで発表)により、優れたHD(WXGA)画像の投影が、より高輝度で、かつこれまでにない優れた電力効率で、数粒の米程度のごく小さな容積で可能となります。

Pico HDのチップセットはすでに量産中です。Acer、 ASUS、BenQ、 Dell、 LG、NEC、Optoma、 ViewSonic よびVivitekなどの各ブランドからも、さまざまな製品に搭載予定です。Pico HDチップにより、超薄型ノートPCからポータブル・マルチメディア・ハブまで様々な形の小型・モバイル機器から直接、100インチ以上のスクリーン上に瞬時に高解像度の画像を投影できるようになります。

IFAでの展示について

TIは、メッセ・ベルリンにおいて2011年9月1日午後6時(現地時間)から開催予定のプレスイベント「ShowStoppers」に参加いたします。最新の資料、画像およびその他のデジタルコンテンツはIFAのオンラインプレスキット(dlp.com/technology/ifa2011)またはDLPホームページ(DLP.com.)で入手いただけます。

なおDLPツイッター( @TI_DLP) やDLP YouTube ページ(YouTube.com/DLPTechnology)もご利用ください。

 

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DLP®テクノロジーについて

テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、1996年より鮮明で明るくシャープな映像を提供してきました。ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクタ、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)および大画面HDTVなどに採用され、世界のプロジェクションおよびディスプレイのトップメーカーの多くが、DLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLPテクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、なめらかな画像と高速な動画応答性能を実現します。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp)およびツイッター(www.Twitter.com/TI_DLP)でも発信しています。

 

*DLP、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です。

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