2011年08月03日
SCJ-11-062
2011年8月3日
日本テキサス・インスツルメンツは、同社の第4世代のStellaris®(ステラリス)ARM CortexTM-Mマイコン(MCU)の量産を開始したと発表しました。 今回追加されたStellarisマイコン製品群は、最大512Kバイトのフラッシュメモリ、2個の12ビットA/Dコンバータを搭載し、10/100MbpsイーサネットMAC/PHY、CAN、USB(Host/Device/OTG)、I2S、I2CおよびUARTの通信機能を更に強化しています。開発各社は、これらの特長以外にも『StellarisWare®』ソフトウェアを使用することにより、各種アプリケーションの開発を早めることが可能です。
製品に関する情報はこちらから参照できます。
Stellaris ARM Cortex-Mマイコンファミリの特長と利点
価格と供給について
第4世代のStellaris ARM Cortex-Mマイコンは1,000個受注時、単価(参考価格)2.00ドルより提供します。256Kバイト以下のフラッシュメモリ容量向けの『DK-LM3S9B96』開発キットおよび、384K~512Kバイトのフラッシュメモリ容量向けの『DK-LM3S9D96』開発キットは、それぞれ参考価格425ドルで供給中です。256Kバイトおよび512Kバイトのフラッシュ・デバイス向けの評価キットは参考価格99ドルで供給中です。
TIのマイコンおよびソフトウェアの幅広いポートフォリオ
TIでは、汎用の『MSP430TM』超低消費電力マイコンからStellaris® ARM CortexTM-M3コア32ビットマイコン、さらに『TMS320C2000TM』高性能リアルタイム・コントロール・マイコンまで、包括的な組込み制御向けソリューションを供給しています。また、これらの製品を補完するTIの統合的なソフトウェアおよびハードウェア開発ツール群、強力なパートナー製品、および 技術サポートがお客様の製品開発期間の短縮を支援します。
※ StellarisおよびStellarisWareはTexas Instrumentsの登録商標です。MSP430およびC2000はTexas Instrumentsの商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。