TI ホーム > ニュースリリース

ニュースリリース

TIのDLP ®テクノロジーが広げるランプフリー・プロジェクションの可能性

2011年06月15日

InfoComm 2011の会場にDLPプロジェクタが集結 大会場での投影からポケットに入る小型端末まで多彩なラインナップ

SCJ-11-047                                                                                                

2011年6月15日

報道向けご参考資料:米国6月14日付プレスリリース抄訳

テキサス・インスツルメンツは、米国フロリダ州オーランドで開催中の情報機器の見本市である「InfoComm 2011」会場にて、同社のDLP®テクノロジーに対応した各種プロジェクタ製品を公開しました。大会議場や教室での投影、家庭での3Dコンテンツの鑑賞、フルHD対応のデジタル・サイネージ、超小型ピコ・プロジェクタなど、あらゆるタイプのプロジェクタ製品に、DLPテクノロジーの特長である使い勝手の良さや高信頼性が生かされています。

 DLPテクノロジーは世界で初めて高輝度・ランプフリーのプロジェクタ製品に採用されており、従来型のフロントプロジェクタならびにピコ・プロジェクタへのレーザー光源の普及を促進しました。DLPテクノロジーの最新製品は、InfoCommの会場(ブース番号3243)にてご覧いただけます。

 TIのDLP 事業部フロントプロジェクション担当マネージャーのロジャー・カーバー(Roger Carver)は次のように述べています。「DLPテクノロジー対応のプロジェクタ製品は、常に高い品質と信頼性を備えています。DLPチップの採用に伴うフィルタ・フリーの設計とランプフリーの光源を組み合わせることで、お客様は圧倒的な(プロジェクタの)総所有コスト(TCO)削減効果を得られます。さらにフルHDの3Dプロジェクション、電子黒板を実現する双方向型機能(デュアル・ペン・インタラクティビティ:最大で2本のペンを使用し、投射面への書き込みや保存が可能)、超小型・携帯性、超短焦点といったさまざまな付加価値を組み合わせることで、どのDLPプロジェクタも、それぞれ素晴らしい未来をお客様にお約束します」

LED対応製品

LED光源ならびにハイブリッド(LEDとレーザーを併用)光源の採用により、メンテナンスの必要なく、数万時間という長期間の使用後も変わらない高画質を維持できます。カシオの「XJ」シリーズの最新版を始め、既に80種以上のDLP対応LED光源プロジェクタが市場化されています。

カシオのビジネス・プロジェクタ部門担当副社長であるフランク・ロメオ氏(Frank Romeo)は次のように述べています。「カシオのDLPプロジェクタの新しい製品ラインナップは、これまでで最も多用途でランプフリー、かつ環境に優しいデータプロジェクタです。当社の新しいプロジェクタには、教育、ビジネス、プロフェッショナルおよびデジタル・サイネージといった多様な用途での業務効率化やコスト効率アップを実現するソリューションに必要な要素が全て詰め込まれています」

DLPプロジェクタがこれまで活用されてきた会議室や教室、ホームシアター、デジタル・サイネージなどのほか、ランプフリー光源はDLP ®PicoTMテクノロジーを採用したモバイル・プロジェクタ製品でも普及が進んでいます。現在、DLP PicoチップセットとLED光源の組み合わせは、iPhone/iPod/iPad等のモバイル端末向けドッキングステーションや、ビデオカメラ、カメラ、携帯電話など25以上のブランドによる30以上の最終製品に採用されています。

HDプロジェクションの広がり: 高品質映像を手元から投影

DLPテクノロジーの最新の進化形が電機機器の国際的な見本市であるCES2011で初公開されたPico HDチップです。ほぼあらゆる投射面に対し、かつてない高輝度と省電力性能を兼ね備えながら、HD(WXGA)画質のビデオやイメージを投影できるPico HDチップセットは、既にAcer、Asus、BenQ、Dell、LG、Optoma、ViewSonic、Vivitekなどの各社で10以上の最終製品に採用されています。超小型ノートブックからポータブル・マルチメディア・ハブまで、Pico HDチップは最終製品のサイズや形態に関わらず、HD映像を100インチ以上のサイズで、「今、ここで、すぐに見たい」という願望を満たしてくれます。

InfoComm 2011におけるDLP

InfoComm 2011は米国フロリダ州オーランドで2011年6月17日まで開催中です。TIのDLPブース(ブース番号3243)では各メーカの最新のプロジェクタ製品を多数展示しています。オンラインプレスキット(DLP.com/InfoComm2011 英語)も公開中ですのであわせてご参照ください。また会期中の関連情報はTI DLPのツイッター (@TI_DLP)ならびにYou Tube(YouTube.com/DLPTechnology)でも配信しています(いずれも英語)。

DLP®テクノロジーについて

テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、1996年より鮮明で明るくシャープな映像を提供してきました。ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクタ、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)および大画面HDTVなどに採用され、世界のプロジェクションおよびディスプレイのトップメーカーの多くが、DLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLPテクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、なめらかな画像と高速な動画応答性能を実現します。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp)およびツイッター(www.Twitter.com/TI_DLP)でも発信しています。

*DLP、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です

*すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します