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TIのDLP Cinema®、採用スクリーン数が2010年に倍増

2011年04月08日

2011年中には世界のスクリーンの約半数がDLP Cinema対応に日本でも既に800スクリーン以上に対応プロジェクタを設置

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2011年4月8日

テキサス・インスツルメンツは、DLP Cinema®のライセンスパートナーである  バルコ、クリスティおよびNECのデジタルシネマプロジェクタが、2010年の1年間で、それまでの12年間(1998~2010年)の設置数と同じ数のスクリーンに採用されたと発表しました。DLP Cinema®にとって2010年はかつてない成長と成功の年となりました。またこの勢いは2011年第1四半期に入っても続いています。日本においても既に全国800スクリーン以上が、DLP Cinema の上映に対応しています。

DLP Cinemaは高輝度な、業界最新の、信頼性の高いユニークなテクノロジーを提供し、デジタルシネマの上映技術で世界をリードしています。

TIのDLP Cinema事業部マネージャーのデーブ・ダンカン(Dave Duncan)は次のように述べています。「DLP Cinemaは世界の2Dおよび3Dデジタルシネマにおいて世界をリードしており、映画館、スタジオ、および映画ファンに、最高の映像体験を提供しています。2010年はDLP Cinemaにとって明らかに驚異の年でした。映画館のデジタル化の流れはこの10年ほど緩やかに進んできましたが、2010年はデジタルシネマの歴史において大きな転換の年として記憶されることになるでしょう。これはこの1年だけで、DLP Cinemaプロジェクタ設置数が倍増したからです。この10年間はDLP Cinemaとパートナー各社にとって非常に輝かしい年でした。パートナー各社と協力することで、2011年中には、世界の劇場スクリーンの約半数がDLP Cinemaプロジェクタ対応になるでしょう」

昨年1年間*で、DLP Cinema(2D)対応のスクリーン数は16,446から33,110スクリーン(前年比101%増)に、DLP Cinema(3D)対応のスクリーン数は9,758から22,287スクリーン(同128%増)に、それぞれ大きく伸びました。さらに上記に加えて、IMAXデジタルシアターでのDLP Cinema対応スクリーン数も155から296スクリーン(同91%増)へと増えており、2010年の興行収益は2億4,680万ドルを記録しました。

*期間:2010年3月2日から2011年3月2日まで 

地域別の内訳をみると、ラテンアメリカが最も伸びています。DLP Cinema(2D)対応のスクリーン数は計1,743(187%増)、DLP Cinema(3D)対応のスクリーン数は計1,702(184%増)でした。ヨーロッパ、中東およびアフリカ地域での採用数は、DLP Cinema(2D)対応のスクリーン数が計11,428(136%増)、DLP Cinema(3D)対応のスクリーン数が計8,686(136%増)でした。アジア太平洋地域でも著しい成長を遂げており、DLP Cinema(2D)対応のスクリーン数が計8,343(118%増)、DLP Cinema(3D)対応のスクリーン数が計5,447(142%増)でした。

日本においては3月25日現在、818スクリーンがDLP Cinemaに対応済みで、うち95パーセント(770スクリーン)では3D映画の上映も可能です。

DLP Cinemaテクノロジーは、世界中の映画館関係者にとって最適の選択肢であり、デジタルシネマの世界標準となっています。

DLP Cinemaに関する詳細はwww.DLPCinema.comをご参照ください。

 

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DLP Cinemaについて

DLP Cinema® テクノロジーは、世界中の映画館に明るく鮮明、クリアかつ精緻な映像を提供します。DLP Cinemaプロジェクタの製造および販売には、優れた性能と品質を確実にするための厳しい基準が設けられており、現在、NECディスプレイソリューションズ、バルコ、クリスティの三社のみがこの基準に適合しています。高いデジタル映像品質と基準により、DLP Cinemaは回数を重ねても画質が劣化しない完璧な映画上映を実現します。
DLP Cinemaテクノロジー、およびDLP Cinema上映館に関する情報は、www.DLPCinema.com/Cinema/DLP-Cinema-Advantages/でもご覧いただけます。

DLP®テクノロジーについて

テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、1996年より鮮明で明るくシャープな映像を提供してきました。ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクタ、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)および大画面HDTVなどに採用され、世界のプロジェクションおよびディスプレイのトップメーカーの多くが、DLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLPテクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、なめらかな画像と高速な動画応答性能を実現します。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp)およびツイッター(www.Twitter.com/TI_DLP)でも発信しています。

※DLP、DLP Cinema、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です

※すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します