2011年03月30日
ナショナル セミコンダクター 業界で最も低い位相ノイズを提供するクロック・ジッタ・クリーナ・ファミリを発表
システム性能の向上とクロックBOMコストの低減を実現する新しいジッタ・クリーナ |
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2011年3月29日 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社(本社:東京都江東区木場2丁目17番16号、代表取締役ジェフ・ウォーターズ)は、業界で最も低い位相ノイズとRMS(二乗平均平方根)ジッタ特性を特長とする新しいクロック・ジッタ・クリーナ・ファミリを発表しました。新ファミリは12kHzから20MHzの周波数範囲で111fs(フェムト秒)のRMSジッタ、184MHzの出力周波数時に-162dBc/Hzの広帯域ノイズ・フロアを提供します。こうした極めて低いレベルの位相ノイズにより、全体的なBOM(部品リスト)コストの低減とともに、無線/有線通信、試験/計測、医療用画像処理、ソフトウェア無線(SDR)、デジタル放送アプリケーションで使用されるシステムの性能向上を実現します。 LMK04800ファミリはLMK04808、LMK04806、LMK04805、LMK04803の4つのICで構成されており、ADC、DAC、SerDes、FPGAの基準クロックとして最大1.5GHzの複数の周波数生成に最適です。ホールドオーバー、スイッチオーバー、複数入力、デジタル遅延、アナログ遅延、奇数/偶数分周回路、12個のプログラム可能な出力ドライバなどの機能を内蔵したLMK04800ファミリは、高度で多様な要求仕様に柔軟に対応できるアーキテクチャを採用しています。これにより、こうした機能の実現に従来必要とされていた部品の点数と設計の手間を低減します。LMK04800ファミリを使ったジッタ・デモはhttp://bit.ly/LMK04800videoでご覧ください。 こうした性能と機能集積のユニークな組み合わせにより、クロック・アーキテクチャの複雑さを低減するとともに、システム性能、部品点数、コストのトレードオフにおいて、複数の選択肢を提供します。LMK04800クロック・ジッタ・クリーナとナショナル セミコンダクターの高速オペアンプおよびADC(LMH6554、LMH6517、ADC12D1600、ADC12D1000、ADC16DV160)の組み合わせにより、より高性能なシグナルパス・システム・ソリューションが実現されます。 <価格と供給> 高解像度の製品画像は米国本社のフォト・ギャラリで入手できます。 <商標> ナショナル セミコンダクターは、パワーマネジメント技術をリードする企業です。使いやすさに優れたアナログIC製品とワールドクラスのサプライチェーンにより高い評価を獲得しているナショナル セミコンダクターの高性能アナログ製品は、お客様のシステム製品のエネルギー効率向上に大きく貢献します。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2010年5月30日に終了した2010会計年度の売上高は14億2,000万ドルでした。 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路(IC)の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に営業所を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約80名です。 ウェブサイト・アドレス: この発表に関する報道関係からのお問い合わせ先 その他からのお問い合わせ先 |