2011年02月25日
ナショナル セミコンダクター 業界初の携帯電話向けクラスGヘッドフォン・アンプとスピーカ保護機能付き ステレオ・アナログ・サブシステムを発表
再生時間を延長するPowerWise®サブシステムのクラスGヘッドフォン・アンプ |
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2011年2月24日 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社(本社:東京都江東区木場2丁目17番16号、代表取締役ジェフ・ウォーターズ)は、業界初のスマートフォンと多機能携帯電話向けクラスGヘッドフォン・アンプとオートマティック・レベル・コントロール(ALC)内蔵ステレオ・アナログ・サブシステムを発表しました。新しいPowerWise®製品LM49251のクラスGヘッドフォン・アンプは電源電圧を大幅に低減し、消費電力の低減とともにMP3や動画などのオーディオ再生時間の延長を可能にします。スピーカのALC機能により、オーディオ信号歪みレベルの制御とスピーカ損傷防止のためのさまざまなオプションの採用が可能です。 ナショナル セミコンダクターのLM49251ステレオ・アナログ・サブシステムは、超小型の2.55mm x 3.02mmパッケージに1.4WクラスDスピーカ・アンプ、20mWクラスGヘッドフォン・アンプ、ALC機能を集積しています。LM49251の消費電力はクラス最小で、スピーカとヘッドフォン接続時の静止電流は3.3V時で7mA未満です。LM49251のALC機能はスピーカ保護とクリップ・レベル・セレクトのためのプログラム可能な出力電力制限を提供します。 LM49251ステレオ・アナログ・サブシステムの主な技術的特長 LM49251のノークリップALC機能はバッテリ電圧低下時の歪みを防止し、高レベルの信号のクリッピング発生を抑制しながら高ゲインでの小信号の増幅を可能にします。LM49251の複数入力により、異なるシステム要件に対応するための構成が可能で、I2C互換インタフェースを介してモード選択、シャットダウン、ボリュームを制御できます。LM49251のポップ/クリック抑制回路はパワーアップ時とシャットダウン時の一時的なノイズ音を除去します。 ナショナル セミコンダクターはノイズ・ゲート機能をクラスDアンプに集積しながらLM49251と同じ性能を提供するLM49153モノラル・オーディオ・サブシステムも発表しました。ノイズ・ゲート機能はボリュームを上げる際のノイズの増幅を防ぎます。LM49153は25ピン、2.30mm x 2.42mmのmicro SMDパッケージで提供されます。 <価格と供給> 高解像度の製品画像は米国本社のフォト・ギャラリで入手できます。 <商標> ### ナショナル セミコンダクターは、パワーマネジメント技術をリードする企業です。使いやすさに優れたアナログIC製品とワールドクラスのサプライチェーンにより高い評価を獲得しているナショナル セミコンダクターの高性能アナログ製品は、お客様のシステム製品のエネルギー効率向上に大きく貢献します。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2010年5月30日に終了した2010会計年度の売上高は14億2,000万ドルでした。 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路(IC)の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に営業所を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約80名です。 ウェブサイト・アドレス: この発表に関する報道関係からのお問い合わせ先 その他からのお問い合わせ先 |