CORPPR-11-001
2011年1月25日(米国時間2011年1月24日)抄訳
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は24日、2010年第4四半期および2010年度の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。
TIの2010年第4四半期売上高は3,525百万ドルとなりました。前期(2010年第3四半期)比で6パーセント減でしたが、前年同期(2009年第4四半期)比では17パーセントの増加となりました。受注額は3,130百万ドルで、前年同期比4パーセント減、前期比9パーセント減となりました。営業利益は、売上高の増加および粗利益の増加により、前年比増となりました。
2010年後半からの在庫調整もほぼ完了し、製品供給のリードタイムも通常に戻り、新たな3工場では増産を図っています。市場は再び成長に転じ、TIは顧客の需要に対応すべく生産体制を整えています。
TIの2010年度の売上高は、前年比34パーセント増の13,966百万ドルとなりました。営業利益は、127パーセント増加し、4,514百万ドルとなりました。売上高が前年比34パーセント増という素晴らしい業績を達成できたのは、核となるアナログ、組み込みプロセッシング、ワイヤレスのスマートフォンおよびタブレット端末の好業績によるもので、これら事業部門はそれぞれ40パーセントを越える成長を達成し、マーケットシェアは大きく拡大しました。
特別費用および収入を含めた一般的会計原則に基づいた業績は、以下の通りです。
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2010年 第4四半期
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2010年 第3四半期
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2009年 第4四半期
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2010年度
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2009年度
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売上高または営業収入
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3,525百万ドル
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3,740百万ドル
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3,005百万ドル
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13,966百万ドル
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10,427百万ドル
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営業利益
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1,230百万ドル
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1,227百万ドル
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875百万ドル
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4,514百万ドル
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1,991百万ドル
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税引後純利益
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942百万ドル
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859百万ドル
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655百万ドル
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3,228百万ドル
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1,470百万ドル
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1株当り利益
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0.78ドル
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0.71ドル
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0.52ドル
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2.62ドル
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1.15ドル
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営業活動による キャッシュフロー
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1,230百万ドル
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1,318百万ドル
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1,000百万ドル
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3,820百万ドル
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2,643百万ドル
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2010年度のアナログ製品の売上高は、主要3製品分野である特定用途向けアナログおよびロジック製品、パワー・マネージメント製品および汎用向け高性能アナログ製品すべての売上増により、増加となりました。
2010年度の組み込みプロセッシング製品の売上高は、主に汎用向け製品の売上増により、増加となりました。通信インフラ用製品および車載用アプリケーションの売上高も小幅ながら増加しました。
2010年度のワイヤレス製品の売上高は、主にコネクティビティ製品の売上増、小幅ながらアプリケーション・プロセッサの売上増により、増加となりました。ベースバンド製品の売上高はほぼ同等でした。
2010年度のその他製品の売上高は、主にDLP®製品、カスタムASIC製品、ロイヤルティの売上増により、増加となりました。グラフ電卓の売上高は小幅ながら増加しました。
TIの各製品分野の売上高は以下の通りです。
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2010年 第4四半期
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2010年 第3四半期
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2009年 第4四半期
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2010年度
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2009年度
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アナログ
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1,518百万ドル
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1,581百万ドル
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1,263百万ドル
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5,979百万ドル
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4,202百万ドル
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組み込みプロセッシング
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538百万ドル
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579百万ドル
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412百万ドル
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2,073百万ドル
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1,471百万ドル
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ワイヤレス
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767百万ドル
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767百万ドル
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758百万ドル
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2,978百万ドル
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2,626百万ドル
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その他
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702百万ドル
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813百万ドル
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572百万ドル
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2,936百万ドル
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2,128百万ドル
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注:2009年第4四半期の数字には、2010年第1四半期にアナログ部門からワイヤレス部門に移動したローパワー・ワイヤレス製品が含まれています。2009年通年では、当該製品の売上高は68百万ドルで、17百万ドルの営業損失でした。
アナログ:(特定用途向けアナログおよびロジック製品、汎用向け高性能アナログ製品、パワー・マネージメント製品を含む)
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2010年第4四半期のアナログ製品の前年同期比売上増は、主に汎用向け高性能アナログ製品によるものです。特定用途向けアナログ製品およびロジック製品、パワー・マネージメント製品は、小幅ながら増加しました。
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前期比売上減は、主にパワー・マネージメント製品によるものです。他の2製品分野は小幅ながら減少しました。
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営業利益が、前年同期比増、前期比減となったのは、粗利益の変動によるものです。
組み込みプロセッシング:(多様な市場で販売されるデジタル信号プロセッサおよび汎用向けマイコン製品、通信インフラおよび車載用アプリケーションに特化した製品を含む)
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2010年第4四半期の組み込みプロセッシング製品の売上高が、前年同期比で増加となったのは、主に汎用向け製品によるものです。通信インフラ用製品の売上高は大幅に増加しましたが、車載用アプリケーションの売上高増は小幅にとどまりました。
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前期比売上減は、汎用向け製品によるものです。通信インフラ用および車載用アプリケーションの売上高は、ほぼ同等でした。
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営業利益は、前年同期比で増加となりましたが、前期比では粗利益の変動により減少となりました。
ワイヤレス:(コネクティビティ製品、OMAPTMアプリケーション・プロセッサ、ベースバンド製品を含む)
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2010年第4四半期のワイヤレス製品の前年同期比売上高は、ほぼ横ばいとなりました。これはコネクティビティ製品の売上増およびアプリケーション・プロセッサ売上の微増が、ベースバンド製品の売上減により相殺されたためです。
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前期比の売上高は、アプリケーション・プロセッサの売上増が、コネクティビティ製品およびベースバンド製品の売上減により相殺されて、横ばいとなりました。
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営業利益は、前年同期比、前期比ともにほぼ同等でした。
その他:(DLP®製品、カスタムASIC製品、グラフ電卓、ロイヤルティ、工場取得に関連した供給契約に基づく製品を含む)
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2010年第4四半期のその他製品の前年同期比売上増は、主に工場取得に関連した供給契約に基づく製品およびカスタムASIC製品、DLP製品の売上増によるものです。ロイヤルティおよびグラフ電卓の売上高は、小幅ながら増加しました。
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前期比売上減は、グラフ電卓の季節的な売上減によるものです。DLP製品は売上減となりましたが、工場取得に関連した供給契約による売上は、その減少分と同額の増加となりました。ロイヤルティの売上高は小幅ながら増加し、カスタムASIC製品はほぼ同等でした。
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営業利益は、主に事業部門の売却益により、前年同期比、前期比ともに増加となりました。また粗利益増は、前年比増に寄与しました。
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2011年度の研究開発費は約17億ドルが予定されています。2010年度の研究開発費は16億ドルでした。
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2011年度の設備投資額は約9億ドルが予定されています。 2010年度の設備投資額は12億ドルでした。
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2011年第1四半期の売上高は3,270百万ドルから3,550百万ドルの範囲を見込んでいます。
英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)からご覧いただけます。