SCJ-11-003

2011年1月11日

（米国時間2011年1月5日発表　抄訳）

テキサス・インスツルメンツは、現在米国ネバダ州ラスベガスで開催されている世界最大の家電およびコンピュータ関連の展示会「2011インターナショナルCES」において世界のトップブランド各社による計30種以上の製品にDLP Picoが採用されたことを発表しました。いずれもDLP Pico^TMプロジェクションの導入により幅広い用途と独創的な外観を実現しています。iPhone、iPod、iPadなどと接続するドック型の製品はより小型化し、どこでも簡単に大画面を楽しめるようになります。またビデオカメラ、デジタルカメラ、携帯電話などは、撮影した写真やビデオをその場ですぐに友達や家族と共有できるようになります。DLP Picoテクノロジーはポータブル・エンターテインメントやビジネス向けソリューションに革新をもたらし続けます。

DLPテクノロジーは、デジタルシネマにおいて最も鮮明な映像表現を実現してきました。DLP Picoチップにも同じテクノロジーが使われており、ユーザーは手のひらの上で高画質映像を再現できるようになりました。DLP Pico製品はすでに、保存済みの映像やストリーミングビデオの再生、ゲーム、ビジネス向けのプレゼンテーションやファイルの共有、その他多くの用途でポータブル機器としての利便性が認められています。

DLP Picoプロジェクションのビジネスマネージャー、フランク・モイジオ（Frank Moizio）は次のように述べています。「ポータブル機器を使って、映像コンテンツをいつでもどこでも大画面で共有したいというユーザーの要望は強くなる一方です。このような中、当社のパートナー各社からDLP Picoテクノロジー搭載の製品が発表されることを大変嬉しく思います。2008年に初代DLP Picoチップを発表しDLP Picoテクノロジーの開発に着手してから今回のCESで新しいHDチップセットを発表するにいたるまで、数多くの製品が発売され、鮮明な映像体験を提供してきました」

最新のDLP Picoテクノロジー搭載製品は下記の20社より、CES2011において展示されます。
Acer、Adayo、Aiptek、BenQ、Brightboxe、Cinepic、Cirago、CoStar、Dell、GE、HP、Hite、iGo、Megapower、LG、NTT ドコモ、Optoma、Samsung、Viewsonic、WowWee

DLP Picoチップファミリーは、携帯電話、カメラ、ビデオカメラ、エンターテインメント向けのモバイルプロジェクター、ノートブックパソコン用アクセサリ、おもちゃ、iPhone、iPad、iPodなどのAVドックや様々な製品アプリケーションに続々と採用されています。 

CES期間中のDLP Picoおよびその他の製品の最新情報はオンラインプレスキット（www.DLP.com/CES2011）で参照できます。DLPのツイッター（@TI_DLP）やDLPのYouTubeページ（www.YouTube.com/DLPTechnology）からも情報を発信しています。

DLP^®テクノロジーについて

テキサス・インスツルメンツのDLP^®テクノロジーは、鮮明で明るくシャープな映像を提供します。ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクタ、デジタルシネマ用映写機（DLP Cinema^®）および大画面HDTVなどに採用され、世界のプロジェクションおよびディスプレイのトップメーカーの多くが、DLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。DLPテクノロジーは、世界各地の映画館約20,000スクリーンで採用されているDLP Cinema^®での興行上映の実績をベースに開発された映像技術の総称です。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLPテクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、なめらかな画像と高速な動画応答性能を実現します。1996年初頭の量産開始から現在までDLPサブシステムの累積出荷台数は2,000万台以上を記録しました。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ （http://www.dlp.com/jp） でも発信しています。

※　DLP、DLP Cinema、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です

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