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TI、HD画質のDLP Pico™チップセットを発表 ポータブル・エンターテインメントおよびビジネス向け

2011年01月07日

CES2011では、AcerDellOptomaおよび ViewSonicのメーカーがDLP Pico HD対応製品を展示

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2011年1月7日(米国時間2011年1月5日発表 抄訳)

テキサス・インスツルメンツは、現在米国ネバダ州ラスベガスで開催されている世界最大の家電およびコンピュータ関連の展示会「2011インターナショナルCES」においてDLP PicoTM HD チップセットを発表しました。ポータブル・エンターテインメント機器でのHD画質再生を実現し、次世代を切り開く新製品です。DLP Pico チップセットはこれまで多くの賞に輝いてきましたが、今回発表の新製品では、長年の研究の結果、HD(WXGA)画質の映像を投影できるようになり、歴代のDLP Picoチップの中でも最高の輝度とエネルギー効率を実現しています。

今回発表したDLP PicoTM HD チップセットは、は、DLP Picoファミリーの最新の製品であり、非常にエキサイティングで独創性の高いイメージング製品をもたらします。

DLP Picoプロジェクションのビジネスマネージャー、フランク・モイジオ(Frank Moizio)は次のように述べています。「新製品のDLP Pico HDチップセットは、高画質でありながら、小型化を実現し、コンシューマー・エンターテインメントやポータブル・ビジネス・ソリューションの分野に革命をもたらします。新チップによりノートブックパソコン用バッグにも簡単に収まるサイズで高輝度のプロジェクションが実現するため、外出先で手軽にプレゼンができます。また、エンターテインメント分野においては、手のひらから100インチ以上のHD画像をいつでもどこでも楽しめます」

CESでパートナー各社が、DLP Picoテクノロジーを搭載した製品を展示します。なかでもAcer、Dell、LG、OptomaおよびViewSonicの各メーカーは、新しいHDチップセットを搭載した製品を初めて展示します。

Acer America Corporationのシニアディレクター、クリス・ホワイト氏(Chris White)は次のように述べています。「Acerブランドから小型でありながら最高の画質のプロジェクター製品が加わることを嬉しく思います。また、市場で最も高輝度のLEDによるDLP Picoプロジェクター製品を発表できることに格別の思いです」

LG Electronicsのプロジェクター・ビジネス・チーム・リーダーのキム氏(YE Kim)は次のように述べています。「TIのDLPチームと、新HDチップセットに関する仕事ができて大変光栄です。ポータブル・ビジネスおよびコンシューマー・エンターテインメントの両セグメントに向けて最適化すべく、解像度、輝度、製品サイズの全てを改善した、(DLP Pico HD チップセット搭載の)新しいHW300Tテレビチューナー内蔵型マルチメディア・ポケット・プロジェクターにより、当社は引き続き市場のリーダー的地位を維持していくものと確信しています」

Optoma Americaのエグゼクティブ・バイスプレジデント、マギー・ルー氏(Maggie Lu)は次のように述べています。「DLP対応製品のトップサプライヤとして、OptomaはTIとともにDLP Picoを用いた小型家電製品における最高の画質や、ポータブル・エンターテインメントおよびパーソナル・ビジネス製品における最先端のユーザー体験を提供できることを嬉しく思います」

US Viewsonicのバイスプレジデントおよびジェネラル・マネージャー、ジェフ・ボルペ氏(Jeff Volpe)は次のように述べています。「最新のDLP Picoチップセット搭載のユニークなHD製品を発表でき感無量です。ノートブックパソコン用バッグにも簡単に収まる小型サイズに高輝度プロジェクションを実現したPLED-W200は、プレゼン用途のポケットプロジェクターとして最適です。さらに、この製品はハイクオリティのポータブル・エンターテインメント製品としてもお使いいただけるもので、PLED-W200 DLP Picoプロジェクター1台でプレゼンのほか、スポーツ、テレビ、写真、映画などにも利用できます」

CES期間中のDLP Picoおよびその他の製品の最新情報はオンラインプレスキット(www.DLP.com/CES2011)で参照できます。DLPのツイッター(@TI_DLP)やDLPのYouTubeページ(www.YouTube.com/DLPTechnology)からも情報を発信しています。

DLP®テクノロジーについて

テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、鮮明で明るくシャープな映像を提供します。ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクター、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)および大画面HDTVなどに採用され、世界のプロジェクションおよびディスプレイのトップメーカーの多くが、DLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。DLPテクノロジーは、世界各地の映画館約20,000スクリーンで採用されているDLP Cinema®での興行上映の実績をベースに開発された映像技術の総称です。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLPテクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、なめらかな画像と高速な動画応答性能を実現します。1996年初頭の量産開始から現在までDLPサブシステムの累積出荷台数は2,000万台以上を記録しました。

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ (http://www.dlp.com/jp) でも発信しています。 

※DLP、DLP Cinema、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です

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