TI ホーム > ニュースリリース

ニュースリリース

テキサス・インスツルメンツ、同社初の半導体製造工場を中国に開設

2010年10月15日

成都工場は、中国の拡大する顧客基盤に近い製造拠点に

CORPPR-10-008

2010年10月15日(中国時間2010年10月15日発表資料抄訳)

 

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は本日、同社としては初めて、中国に半導体ウェハ製造工場を開設したと発表しました。この重要な決定により、TIは中国で拡大を続ける顧客基盤の近くに製造拠点をおくことになります。TIの成都工場は、中国の今後の主要なテクノロジー・ハブになると考えられている成都ハイテク・ゾーン(CDHT)内に位置しており、TIのアナログ生産能力をさらに拡大します。

この工場はTIがCension Semiconductor Manufacturing Companyから購入したもので、200ミリウェハ製造向けの製造装置を完備しています。この購入対象には、売り上げにして年間10億ドル以上に相当する生産能力をもつ120,000平方フィートの工場(稼動中)が含まれており、また将来の生産需要に備えて134,000平方フィートの工場も確保されています。

TIのアナログ事業部門の総責任者でシニア・バイスプレジデントのグレッグ・ロウ(Gregg Lowe)は次のように述べています。「TIは25年間にわたって中国市場に注力してきました。近年ますます、中国のお客様は、現実の世界により忠実なアナログ機能をもった電子機器のために、TIのアナログ・チップを使ってくださっています。成都の工場は、お客様の需要拡大を支え、お客様が必要なときに、必要な場所にアナログ製品をお届けできるよう、当社の能力を強化するものです」

今回の発表は、TIが過去24ヶ月の間に、米国、日本およびドイツで行ってきた、一連のアナログ生産能力拡大における最新のものです。

TIの供給能力とアナログ生産設備への投資の詳細については、www.ti.com/chengdu-pr (英語)をご参照ください。

※全ての登録商標ならびに商標はそれぞれの所有者に帰属します