2010年09月09日
シーメンス社とナショナル セミコンダクター 超音波技術の向上に向けて提携
次世代の超音波画像診断装置実現のための戦略的提携を発表 |
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2010年9月8日 Siemens Medical Solutions USA, Inc.とナショナル セミコンダクター コーポレーション(本社:カリフォルニア州サンタクララ市 取締役会会長 兼 社長ならびに最高経営責任者:ドナルド・マクラウド)は、超音波技術の向上に向けた広範な戦略的提携により、消費電力を低減しながら画像品質の向上と先進的な3D/4D画像処理性能を可能にする超音波画像診断装置を開発すると発表しました。 この戦略的提携により、超音波技術におけるシーメンス社のリーダーシップと、エネルギー効率の高いナショナル セミコンダクターのアナログ半導体技術との融合が実現します。ナショナル セミコンダクターはシーメンス社と緊密に協力し、最先端のパワーマネジメント/シグナルパス/トランスデューサ・ソリューションを提供します。両社の連携によりシーメンス社の超音波診断装置は、エネルギー効率の向上と同時に、次世代の画像処理品質と画期的な新しいアプリケーションの提供が可能になります。提携の最終的な目標は、ワークフローの効率化、診断の信頼性とスキャニングの簡便性の向上の面で新機軸となる医療用超音波画像診断装置を実現することです。 シーメンス ヘルスケアセクター クリニカル・プロダクツ部門のCEO、Dr. Norbert Gausは、「長年にわたり、私たちは超音波画像処理のレベル向上を目指し、限界に挑んできました。データ量の増加、および携帯化のニーズの高まりに伴い、電力効率と性能の最適なバランスを提供するシステムが求められています。私たちはナショナル セミコンダクターとのアナログ半導体に関する戦略的提携が、こうしたシステムの実現を可能にすると考えています」と述べました。 ナショナル セミコンダクターのキー・マーケット・セグメントおよびビジネス・デベロップメントのシニアVP、マイク・ポラチェックは、「今回、両社の強みを有効活用できる理想的な提携を発表する運びとなりました。シーメンス社のワールドクラスのヘルスケア・ソリューションには定評がありますが、同社の次世代超音波診断装置は、ナショナル セミコンダクターの高い性能を持つ技術、チップセット、サブシステム・レベルのソリューションにより、性能のさらなる向上が可能になります」と述べ、さらに「私たちは力を合わせ、大きな目標の実現に取り組みます」と語りました。 シーメンスヘルスケアセクターについて <商標> ### ナショナル セミコンダクターは、パワーマネジメント技術をリードする企業です。使いやすさに優れたアナログIC製品とワールドクラスのサプライチェーンにより高い評価を獲得しているナショナル セミコンダクターの高性能アナログ製品は、お客様のシステム製品のエネルギー効率向上に大きく貢献します。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2010年5月30日に終了した2010会計年度の売上高は14億2,000万ドルでした。 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路(IC)の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に支社を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約80名です。 ウェブサイト・アドレス: この発表に関する報道関係からのお問い合わせ先 |