TI ホーム > ニュースリリース

ニュースリリース

ナショナル セミコンダクター コーポレーション 2010会計年度第4四半期業績発表

2010年06月12日

ナショナル セミコンダクター コーポレーション 2010会計年度第4四半期業績発表

  • 第4四半期の売上高は直前期比で10%増、前年同期比で42%増の3億9,850万ドル
  • 1株当たり利益は33セントで、直前期の22セントおよび前年同期の損失28セントから上昇
  • 粗利益率は68.8%と、直前期の67.3%および前年同期の58.3%から上昇
  • 2011会計年度第1四半期の売上高は4億1,000万ドルないしは4億1,800万ドルと、直前期比で約3%ないしは5%の増加となる見通し

2010年6月11日

米国カリフォルニア州サンタクララ発、6月10日 - ナショナル セミコンダクター コーポレーション(本社:カリフォルニア州サンタクララ市 社長兼最高経営責任者:ドナルド・マクラウド)が本日発表した2010会計年度(2009年6月~2010年5月)第4四半期(2010年3月1日 - 2010年5月30日)業績によると、売上高は3億9,850万ドル、純利益は7,920万ドル(希薄後1株当たり33セント)でした。

ナショナル セミコンダクターの2010会計年度第4四半期の売上高は、直前期の3億6,200万ドルに比べ10パーセント増加し、前年同期の2億8,100万ドルに比べ42パーセント増加しました。第4四半期の売上高増加を牽引したのは、パーソナル・モバイル・デバイスおよびインダストリアル・マーケット向けのアナログおよびパワーマネジメント製品の売上高の増加でした。

第4四半期の純利益は、直前期の5,320万ドル(希薄後1株当たり22セント)に対し、7,920万ドル(希薄後1株当たり33セント)に上昇しました。前年同期は6,370万ドル(希薄後1株当たり28セント)の純損失を計上しましたが、それには主に、リストラに関連した退職手当および資産の減損に対する1億1,610万ドルの税引き前費用が含まれていました。

第4四半期の粗利益率は製造コスト・パフォーマンスと設備稼働率の向上により、68.8パーセントに上昇しました。直前期の粗利益率は67.3パーセントで、前年同期は58.3パーセントでした。ナショナル セミコンダクターのドナルド・マクラウド社長兼CEOは、「第4四半期の売上高増加を牽引したのは、携帯電話およびインダストリアル・マーケット向けアナログ製品に対する需要の増加です」と述べ、さらに「次の四半期も、これら2つの市場が私たちのアナログ製品、特にパワーマネジメント製品の売上高の増加を一層、牽引すると期待しています」と語りました。

2010会計年度第4四半期受注状況
すべての地域、特にヨーロッパでのOEM顧客企業およびディストリビュータからの受注率の上昇により、ナショナル セミコンダクターの第4四半期の受注は、直前期比で12パーセント増加しました。また、第4四半期は受注が売上高を上回りました。

2010会計年度第4四半期業績の特記事項
2010会計年度第4四半期の業績には、製造拠点整理に関連した730万ドルのリストラ費用が含まれています。さらに、その他の営業外費用として計上された、債務の早期返済に関連した210万ドルの費用が含まれています。この2つの項目は税引き前費用です。

2011会計年度第1四半期の業績見通し
2011会計年度第1四半期の売上高は、4億1,000万ドルないしは4億1,800万ドルと、直前期比で3パーセントないしは5パーセントの増加となる見通しです。

2010会計年度業績
2010会計年度の売上高は14億2,000万ドル、純利益は2億900万ドル(希薄後1株当たり87セント)でした。2009会計年度の売上高は14億6,000万ドル、純利益は7,300万ドル(希薄後1株当たり31セント)でした。2010会計年度の粗利益率は65.9パーセントと、2009会計年度の62.7パーセントから上昇しました。

配当支払いを発表
ナショナル セミコンダクターは、取締役会が発行済み普通株1株当たり0.08ドルの現金配当を決定したと発表しました。この配当は2010年6月21日の営業日終了時点での株主に対し、2010年7月12日付けで支払われます。

ナショナル セミコンダクターのウェブサイトに財務諸表を掲載しています。

<商標>
National Semiconductorはナショナル セミコンダクター コーポレーションの登録商標です。その他のブランドおよび商標または登録商標は、各社の所有に属します。

###

ナショナル セミコンダクターは、パワーマネジメント技術をリードする企業です。使いやすさに優れたアナログIC製品とワールドクラスのサプライチェーンにより高い評価を獲得しているナショナル セミコンダクターの高性能アナログ製品は、お客様のシステム製品のエネルギー効率向上に大きく貢献します。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2010年5月30日に終了した2010会計年度の売上高は14億2,000万ドルでした。

ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社(資本金 42億750万円)は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路(IC)の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に支社を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約80名です。

ウェブサイト・アドレス:
ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社: http://www.national.com/JPN/
米国本社:http://www.national.com/

この発表に関する報道関係からのお問い合わせ先
〒135-0042 東京都江東区木場2-17-16ビサイド木場
ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社
マーケティング・コミュニケーション・グループ
田中 伊公子 TEL: 03-5639-7488(直通) E-Mail: Ikuko.Tanaka@nsc.com
北原 亜紀子 TEL: 03-5639-7484(直通) E-Mail: Akiko.Kitahara@nsc.com