サンプルおよび注文カート | 2010年06月03日
| ナショナル セミコンダクター 産業用ビデオ・アプリケーション向けに業界初のゼロレイテンシ制御チャネル内蔵チャネルリンクIII SerDesチップセットを発表
外付けI2C制御とクロック・チャネルを不要にし、ケーブル・コストを半減 |
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2010年6月2日 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社（本社：東京都江東区木場2丁目17番16号、代表取締役ジェフ・ウォーターズ、資本金：42億750万円）は、業界初のゼロレイテンシ双方向制御チャネル内蔵チャネルリンクIIIシリアライザ/デシリアライザ（SerDes）ファミリを発表しました。新しいSerDesは1本のツイスト・ペア上で高速クロック・データと低速双方向I2C制御バスを提供します。これにより、産業用ビデオ/画像処理/ディスプレイ・アプリケーションで、最大50パーセントというインターコネクト・サイズ、重さ、コストの大幅な低減を実現します。 チャネルリンクIIIファミリの新製品として発表したのは2つのチップセットです。1つはDS92LX2121シリアライザとDS92LX2122デシリアライザで、18ビット・カラーのディスプレイ・アプリケーションまたは最大1050Mbpsのデータ・リンクを駆動します。また、DS92LX1621シリアライザとDS92LX1622デシリアライザでは、最大800Mbpsの16ビット・データを駆動し、スペースに制約のあるカメラ・システムに最適です。いずれのチップセットもロー・ボルテージCMOS（LVCMOS）パラレル・インタフェースを採用しており、10MHzから50MHzで動作します。 ナショナル セミコンダクターは同時に、一般のアプリケーション向けに双方向の制御チャネルがない2つの新しいチップセットを発表し、チャネルリンクIIファミリを拡充しました。1つはDS92LV2421シリアライザとDS92LV2422デシリアライザで、LVCMOSパラレル・インタフェースを採用しています。もう1つはDS92LV0421シリアライザとDS92LV0422デシリアライザで、チャネルリンクSerDesで使用されている業界標準の小振幅差動信号（LVDS）インタフェースを採用しています。DS92LV0421/DS92LV0422はLVDSブリッジ機能を通じて、チャネルリンクSerDesからの容易なアップグレード・パスを提供します。2つのチップセットは高速データとクロックを組み込み、24ビット・データを最大1.8Gbpsの転送レートで駆動し、10MHzから75MHzで動作します。 2種類のSerDes I/Oインタフェースを選択可能で、動作範囲が広いため、ハイディフィニション（HD）解像度を含め広範な解像度のビデオ・ソースへの対応も可能です。ナショナル セミコンダクターのチャネルリンクIIIおよびチャネルリンクII SerDesは、ASICまたは FPGAから受信したソース・データに対して、外付けのリファレンス・クロックやトレーニング・パターンを必要とせずに自動的にロックを行い、容易な「プラグ・アンド・ゴー」動作を提供します。 このチャネルリンクIIIおよびチャネルリンクIIチップセットはいずれも、シグナル・コンディショニング機能を内蔵しており、リモート・ディスプレイまでの高速信号の駆動距離を他の一般的なSerDesの2倍に延長します。また、産業用アプリケーションの過酷な動作環境でEMI（電磁波障害）を低減するための拡散スペクトル・クロッキングを備えています。さらに、8kV超のHBM（人体モデル）ESD（静電気放電）耐量を提供し、ISO 10605のESD規格に準拠しています。いずれのSerDesファミリも-40℃から 85℃で動作し、リンク整合性を検証するための内蔵自己テスト（BIST）診断機能を備えています。 FPGAやASICのIP SerDesと異なり、ナショナル セミコンダクターのチャネルリンクIIIおよびチャネルリンクII SerDesは、リファレンス・クロック、外付けのシグナル・コンディショニング部品、低ノイズ電源、ESD保護回路、専用のPCB電源プレーンを必要としません。これにより、外付け部品と関連コストを不要にし、システム設計を簡素化します。さらに、チャネルリンクIII SerDesの内蔵双方向制御チャネルは、FPGA/ASICに必要な追加の配線やケーブルを不要にします。 ＜価格と供給＞ チャネルリンクII チップセットの1,000個一括購入時の価格は、DS92LV2421（48ピンのLLPパッケージで提供）とDS92LV2422（60ピンのLLPパッケージ）がそれぞれ5.95米ドル、DS92LV0421（36ピンのLLPパッケージ）とDS92LV0422（48ピンのLLPパッケージ）がそれぞれ6.25米ドルです。いずれのチップセットもサンプル出荷中で、量産品の出荷開始は2010年7月の予定です。チャネルリンクII チップセットは5MHzから50MHzの低速グレード品もリリースされます。詳細情報についてはそれぞれ、 高解像度の製品画像は米国本社のフォト・ギャラリで入手できます。 ＜商標＞ ### ナショナル セミコンダクターは、アナログ・パワーマネジメント技術の分野でのリーディング企業です。その製品ラインナップは、使いやすさに優れたIC製品、エネルギー効率の高いシステムを実現するPowerWise®製品、太陽電池アレイの電力回収効率を向上させるSolarMagic製品などで構成されています。ナショナルは2009年に、創立50周年の年を迎えました。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2009年5月31日に終了した2009会計年度の売上高は14億6,000万ドルでした。 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社（資本金 42億750万円）は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路（IC）の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に支社を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約80名です。 ウェブサイト・アドレス： この発表に関する報道関係からのお問い合わせ先 その他からのお問い合わせ先 |
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