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日本TI、 アクティブ・フィルタの設計に役立つ「FilterPro™ v3.0」設計ツールを発表

2010年05月26日

SCJ-10-045

2010年5月26日

 

日本テキサス・インスツルメンツは、「FilterPro」設計ツールの最新版として、「FilterPro v3.0」を発表しました。「FilterPro v3.0」は、新規に機能を改善したユーザー・インターフェイスと、より洗練されたフィルタ設計エンジンを提供し、今回の更新から、受動部品の許容誤差の調整および応答の変動の表示、受動部品の値のスケーリング、フィルタの性能データの表示およびExcelへのエクスポートなど、豊富な機能を利用できるようになりました。「FilterPro v3.0」設計プログラムでは「Filter Design Wizard」を使って、回路を簡単に設計、編集できるほか、電圧帰還オペアンプを使用して、複数フィードバック(MFB)、サレンキー、ローパス、ハイパス、バンド・パス、バンド・ストップなどの各種フィルタを設計できます。「FilterPro v3.0」設計プログラムは、現在供給中で、TIのウェブサイトから無料でダウンロードできます。

 

 

 

FilterPro v3.0の機能と特長

  • 先行の「FilterPro v2.0」の設計ファイルをインポートできることから、前バージョンの設計プログラムで作成したファイルを「v3.0」の豊富な機能で活用できます。
  • 回路図の作成、周波数応答および時間応答の表示などが容易です。またすべての設計データおよび図を含むプロフェッショナル用設計リポートをプリントできることから、開発時間の短縮に役立ちます。
  • ベッセル、バターワース、チェビシェフ、ガウシアンおよびリニアフェーズなど各種の応答形式をサポートするとともに、1~10個のポールを持つフィルタの設計が可能で、設計上の柔軟性を提供します。
  • ローパス、ハイパス、ノッチ/バンド・ストップ、バンド・パス、オール・パスの位相シフト/タイム・ディレーなど各種のフィルタをサポートしていることから、システム設計が容易です。

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