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日本TI、 業界で最も低消費電力、高性能のJFET入力、オーディオ用オペアンプ製品を発表

2010年05月06日

プロフェッショナル・オーディオ向けに明瞭で歯切れの良いサウンドを提供する新型オペアンプ製品

SCJ-10-035

2010年5月6日

日本テキサス・インスツルメンツは、バー・ブラウン・オーディオ・ラインアップを拡張する新製品ファミリーとして、超低雑音、超低歪みでオーディオ・システムの品質および性能を向上するJFET入力オペアンプ、『OPA1641』、『OPA1642』および『OPA1644』の3製品を発表しました。これらの新製品は、1チャネルあたり1.8mAの静止電流を提供することから、オペアンプを多チャンネル必要とする放送用スタジオ装置、アナログおよびデジタル方式のミキシング・コンソールならびにハイエンドのA/Vレシーバーなどの高性能オーディオ回路をはじめ、プロフェッショナル・オーディオ向けの各種アプリケーションの低消費電力、低発熱を実現します。

 

 

『OPA164x』の特長と利点

  • 『OPA1641』、『OPA1642』および『OPA1644』のFET入力回路は、同等製品と比較して40%も低い2pAの入力バイアス電流を提供することから、高いソース・インピーダンスが必要なアプリケーション向けに、より優れた選択肢を提供します。
  • 同種の製品と比較して15%も低い5nV/√Hzのノイズ特性および、1kHzにおいて0.00005%の低歪み特性を提供することから、高いゲインレベルにおいても最高のSNR(信号-雑音比)を保ちます。
  • ±2.5V~±18Vと広い電源電圧範囲ならびにレールツーレールの出力振幅によって、TIの『PCM42xx』および『PCM17xx』デバイスをはじめとしたオーディオ用A/DコンバータのフロントエンドやD/Aコンバータのポスト・フィルタとして必須の、より大きな出力のヘッドルームを提供します。
  • 同種の製品と比較して40%も低い1.8mA/チャネルの静止電流によって、消費電流の大幅な増加なしで、複数チャネルをサポートします。

 

供給および価格について
1チャネル内蔵の『OPA1641』は8ピンSOパッケージで供給中です。1,000個受注時の単価(参考価格)は0.95ドルです。2チャネル内蔵の『OPA1642』は8ピンSOまたは8ピンMSOPパッケージで供給中です。単価は同1.45ドルです。4チャネル内蔵の『OPA1644』は14ピンSOまたは14ピンTSSOPパッケージで供給中です。単価は同1.95ドルです。

 

OPA1641』そのほかの特性表

項目

OPA1641

OPA1642

OPA1644

内蔵チャネル数

1

2

4

電源電圧範囲 Vs

±2.5V~±18V

(5V~36V)

±2.5V~±18V

(5V~36V)

±2.5V~±18V

(5V~36V)

チャネルあたり静止電流Iq (max)

2.3 mA

2.3 mA

2.3 mA

ゲイン帯域幅積 GBW (typ)

11 MHz

11 MHz

11 MHz

スルーレート(typ)

20 V/μs

20 V/μs

20 V/μs

ノイズ電圧Vn(1kHz)(typ)

5.1 nV/√Hz

5.1 nV/√Hz

5.1 nV/√Hz

定格

データシート参照

データシート参照

データシート参照

ピン/パッケージ

8ピン SOIC

8ピンSOIC

8ピン MSOP

14ピン SOIC

14ピン TSSOP

動作温度範囲

-40 ℃ ~ 85 ℃

-40 ℃ ~ 85 ℃

-40 ℃ ~ 85 ℃

1,000個受注時の単価 (参考価格)

0.95 ドル

1.45 ドル

1.95 ドル

 

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