2010年03月30日
SCJ-10-031 2010年3月30日
日本テキサス・インスツルメンツは、ポータブルの各種アプリケーションのHDMIコントローラをサポートする、業界初のHDMIインターフェイス向けコンパニオンIC、『TPD12S015』を発表しました。この新製品は、8本の低容量ESD(静電気放電)クランプ回路、I²Cレベル・シフタ回路、DC/DCコンバータをはじめとした、HDMIインターフェイスに必要な大部分の構成要素を内蔵していることから、個別部品による構成と比較して、HDMIインターフェイス向け基板実装面積を75%低減できるほか、総合的なコストも大幅に低減できます。
設計者は『TPD12S015』と、TIのOMAP™そのほかのアプリケーション・プロセッサを組み合わせることで、スマートフォン、デジタル・ビデオカメラ、デジタル・スチルカメラ、ポータブルのゲーム機をはじめとした、はば広いポータブル・アプリケーションに使用できます。
『TPD12S015』の特長と利点
供給および価格について
『TPD12S015』は量産中で、サンプル供給が可能です。パッケージは業界をリードする超小型の0.4mmピッチWCSPパッケージ(1.6mm×2.8mm)です。
『TPD12S015』の特性表
項目 | TPD12S015 |
内蔵チャネル数 | 12 |
ESD耐圧(IEC61000-4-2 接触) | ±8 kV |
ESD耐圧(IEC61000-4-2 気中) | ±15 kV |
IO容量(typ) | 1.3 pF |
差動容量 | 0.05 pF |
ブレークダウン電圧(min) | 9 V |
IOリーク電流 | 0.01 nA |
定格 | データシート参照 |
ピン/パッケージ | 28ピンWCSP |
動作温度範囲 | -40 ℃ ~ 85 ℃ |
1,000個受注時の単価(参考価格) | 0.80 ドル |
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