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日本TI、モバイルおよびコンピューティング・アプリケーション向けに、業界で最も低消費電力のSATA用3Gbpsリドライバ製品を発表

2010年03月18日

SCJ-10-025 2010年3月18日

日本テキサス・インスツルメンツは、SATAインターフェイスのホストとeSATAコネクタの相互接続距離の延長に役立つ、超低消費電力、2チャネル内蔵のSATAインターフェイス用3Gbpsリドライバおよびシグナル・コンディショナー製品、『SN75LVCP412A』を発表しました。この新製品は、通信が10μ秒以上停止した場合に自動的に消費電力が20mW未満の ローパワー・モードとなる、業界で最も積極的な省電力機能を内蔵しています。この機能は、バッテリー動作時間が高い優先順位の要件である各種モバイル・アプリケーションにおいて、動作時間の延長に役立ちます。『SN75LVCP412A』は、ノートブック、デスクトップPC、ドッキングステーションおよびワークステーション、セット・トップ・ボックスおよびサーバーなどの各種アプリケーションをサポートします。

SN75LVCP412A製品画像 SN75LVCP412A画像

『SN75LVCP412A』の特長と利点

  • モバイル・プラットフォームに外部のハードディスク・ドライブが接続されていない場合、自動でローパワー・モードへ移行し、貴重なバッテリー動作時間を最大限に活用できます。
  • 高速信号ピンはIEC61000-4-2レベル(接触時8kV、放電時15kV)の認証済であることから、eSATAコネクタのESD(静電気放電)過渡波形に対して、より高い保護および耐久性を提供します。
  • 『SN75LVCP412A』は、TIの『SN75LVCP412』および『SN75LVCP422』をはじめとするノートブックおよびデスクトップPCなどの各種アプリケーションを対象とした高速リドライバ製品のポートフォリオに追加される新製品です。

供給および価格について
『SN75LVCP412A』は量産出荷中で、TIおよび販売特約店から供給されます。パッケージは20ピンQFNパッケージ(20ピンRTJリールのラージサイズ(3000個巻き)およびスモールサイズ(250個巻き))です。1,000個受注時の単価(参考価格)は1.65ドルです。サンプルも供給中です。

『SN75LVCP412A』の特性表

項目 SN75LVCP412A
電源電圧 3.3 V
シグナリング・レート 1500 Mbps~ 3000 Mbps
内蔵トランスミッタ数 2
内蔵レシーバ数 2
入力信号 SATA
出力信号 SATA
ESD(人体モデル) 8 kV
定格 データシート参照
ピン/パッケージ 20ピン QFN
動作温度範囲 0 ℃ ~ 85 ℃
1,000個受注時の単価 (参考価格) 1.65 ドル


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