2010年03月13日
ナショナル セミコンダクター コーポレーション 2010会計年度第3四半期業績発表
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2010年3月12日 米国カリフォルニア州サンタクララ発、3月11日 - ナショナル セミコンダクター コーポレーション(本社:カリフォルニア州サンタクララ市 社長兼最高経営責任者:ドナルド・マクラウド)が本日発表した2010会計年度(2009年6月 - 2010年5月)第3四半期(2009年11月30日 - 2010年2月28日)業績によると、売上高は3億6,200万ドル、純利益は5,320万ドル(希薄後1株当たり22セント)でした。 ナショナル セミコンダクターの2010会計年度第3四半期の売上高は、3億4,500万ドルの売上高を計上した直前期に比べ5パーセント増加し、前年同期の2億9,200万ドルに比べ24パーセント増加しました。ナショナル セミコンダクターの2010会計年度第2四半期および第3四半期は13週間で、2009会計年度第3四半期は14週間でした。第3四半期の売上高増加を牽引したのは、主にディストリビュータを通じて製品を販売しているインダストリアル・マーケットでの、ナショナル セミコンダクターのアナログIC製品への需要の拡大でした。一方、携帯電話市場での売上高は、休暇シーズン明けで季節的に減少しました。 第3四半期の純利益は、直前期の4,700万ドル(希薄後1株当たり20セント)に対し、5,320万ドル(希薄後1株当たり22セント)と上昇しました。第3四半期の業績には、640万ドルの税引き前リストラ費用が含まれています。前年同期の純利益は2,110万ドル(希薄後1株当たり9セント)で、その中には約1,100万ドルの個別税制優遇が含まれていました。 第3四半期の粗利益率上昇を牽引したのは、インダストリアル・マーケットへの販売拡大による製品ラインナップの収益力の改善です。さらに、製造コスト・パフォーマンス向上への努力も継続しました。第3四半期の粗利益率は67.3%で、直前期の65.3%および前年同期の57.5%から上昇しました。 2010会計年度第3四半期受注状況 ナショナル セミコンダクターのドナルド・マクラウド社長兼CEOは、「ナショナル セミコンダクターにとって、売上高拡大の推進が新たな経営課題です」と述べ、さらに「直前期比および前年比での売上高増加は、私たちのコアであるアナログ・ビジネスと新規成長分野でのビジネスの始動によって牽引された最高レベルの改善が進行していることを裏付けています」と語りました。 2010会計年度第4四半期の業績見通し 配当支払いを発表 ナショナル セミコンダクターのウェブサイトに財務諸表を掲載しています。 <商標> ### ナショナル セミコンダクターは、アナログ・パワーマネジメント技術の分野でのリーディング企業です。その製品ラインナップは、使いやすさに優れたIC製品、エネルギー効率の高いシステムを実現するPowerWiseR製品、太陽電池アレイの電力回収効率を向上させるSolarMagic製品などで構成されています。ナショナル セミコンダクターは2009年に、創立50周年の年を迎えました。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2009年5月31日に終了した2009会計年度の売上高は14億6,000万ドルでした。 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社(資本金 42億750万円)は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路(IC)の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に支社を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約80名です。 ウェブサイト・アドレス: この発表に関する報道関係からのお問い合わせ先 |