サンプルおよび注文カート | 2010年01月07日
DVD画質を手のひらから投射可能に
DLP Pico チップセットの採用は順調に拡大
SCJ-10-004 2010年1月7日
（米国時間2010年1月6日発表 抄訳）
テキサス・インスツルメンツは、現在米国ネバダ州ラスベガスで開催されている世界最大の家電およびコンピュータ関連展示会である「2010インターナショナルCES」において、解像度WVGA（854x480）の新DLP Pico™チップセットの供給開始を発表しました。
2010 CESでは、数々の賞に輝くDLP Pico™ テクノロジーを搭載した新製品が多数展示されています。DLP Picoテクノロジーを採用した製品は、携帯電話、カメラ、パーソナル・メディアプレーヤ、玩具、ゲーム機器、それらの周辺機器およびマルチメディア・ポケットプロジェクタなど多岐にわたり、業界最高レベルの高画質、高輝度、優れた性能を兼ね備えています。
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TIのDLP®事業本部、エマージング・マーケット・ビジネス・マネージャのフランク・モイジオ（Frank Moizio）は次のように述べています。「DLP Picoテクノロジー搭載の新製品が続々と市場化されてくることを大変喜ばしく思います。これら新製品は、DLPテクノロジーによる卓越した高画質とコストメリットだけでなく、新次元のエンターテインメントとビジネスの生産性をユーザーにもたらします」
DLP Picoテクノロジーは、カメラやゲーム機などにおいて、まったく新しい製品カテゴリを創出するような高いインパクトを与えています。CESでは、デジタルカメラの製造大手であるAsia Opticalのピコ・プロジェクタ内蔵デジタルカメラ（プロトタイプ）を展示します。また、新たなDLPテクノロジーの搭載製品カテゴリとして、マルチメディア・ゲームがあげられます。BrightboxeはDLP Picoテクノロジーをゲームプロジェクタに初めて採用し、199ドルと手頃な価格でWVGA解像度を実現しました。
DLP Picoプロジェクタがこれまで築いてきた製品分野に加え、新たな分野でさらなる革新を続けてきたことにより、DLP Picoテクノロジーの製品分野が広がりました。サムスンは、最新のDLP Pico WVGAチップセットを採用し、DLP Picoプロジェクタ内蔵携帯電話の新製品「W7900」を発表します。LGは、最新の 携帯電話「eXpo™」とオプションのDLP Picoプロジェクタを展示します。NTTドコモは、携帯電話「F-04B」とDLP Picoテクノロジー搭載の外付けピコ・プロジェクタを日本で発表しました。オプトマとLGからはそれぞれ50ルーメンおよび300ルーメンのメディアプレーヤ／プロジェクタを発表し、DLP Pico内蔵プロジェクタはこれまでの想像を超えた明るさを実現しています。さらに、HPのDLP PicoノートPCアクセサリ製品では、初めて輝度100ルーメンを達成し、ビジネス・プロフェッショナル向けソリューションの理想形となりました。
DLPテクノロジーは、より小型に、より明るく鮮明な映像を提供し、かつ手頃な価格でプロジェクタ製品を提供できるよう進化してきました。なお、今回のCESでは、画期的で革新的な新しいDLP Pico製品が、これまでにない多様な搭載アプリケーションと共に展示されています。
CES期間中のTIからのDLP Picoおよびその他製品の最新情報はツイッター（@TI_DLP）で配信します。
【採用製品一覧（CES会期中の展示製品とは一部異なります）】
携帯電話
デジタルカメラ
ピコ・プロジェクタ
ピコ・プロジェクション・メディア・プレーヤー
ゲーム／マルチメディア
ノートPCアクセサリ
マルチメディア・ポケットプロジェクタ
DLP Pico製品の詳細はwww.dlp.com/picoをご参照ください。
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DLP®テクノロジーについて
テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、鮮明で明るくシャープな映像を提供します。ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクタ、デジタルシネマ用映写機（DLP Cinema®）および大画面HDTVなどに採用され、世界のプロジェクションおよびディスプレイのトップメーカーの多くが、DLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。DLPテクノロジーは、世界各地の映画館約11,000スクリーンで採用されているDLP Cinema®での興行上映の実績をベースに開発された映像技術の総称です。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLPテクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、なめらかな画像と高速な動画応答性能を実現します。1996年初頭の量産開始から現在までDLPサブシステムの累積出荷台数は2,000万台以上を記録しました。
DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ （http://www.dlp.com/jp） でも発信しています。
※ DLP、DLP Cinema、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です
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