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日本TI、スマートメーターに最適なマイコン新製品を発表 MSP430シリーズ16製品を投入、世界各国の設置基準に準拠

2009年10月23日

超低消費電力マイコン『MSP430F4xx』が電力、ガス検針分野で、
アナログ・フロントエンドへの要求と高い計測精度を同時に実現

SCJ-09-057 2009年10月23日

日本テキサス・インスツルメンツは、超低消費電力マイクロコントローラ『MSP430F4xx』の新製品16製品を発表しました。いずれの製品も、通常のアナログ・フロントエンド(AFE)製品に対する要求と誤差0.1パーセント以下という卓越した計測精度を、高集積化により実現しています。
欧米諸国では法令はじめ各種設置基準の制定が増加傾向にあります。公益事業者はそれらに準拠し、かつ厳しいエネルギー効率ガイドラインも満たすメータリング・ソリューションを求めています。今回発表した新製品は、いずれもこうした要求に応えたものです。詳細についてはTIのホームページ(www.ti.com/f4xxmetering-prhome 英語)もあわせてご参照ください。

新製品に関する詳細はこちらからも参照できます。


『MSP430』検針向けマイクロコントローラ新製品の主な特長

  • ポートフォリオを拡張し幅広い設置基準に準拠。F471xxおよびFx461x、F44xシリーズに新たに16製品を投入
  • 検針に必要とされるアナログ・フロントエンドへの要求を実現
  • 誤差0.1パーセント以下の高精度で正確な検針を実現
  • 不正利用防止機能により確実な検針を実現
  • 超低消費電力により製品のバッテリ寿命を延長


価格と供給について
F4xx マイクロコントローラ新製品は現在供給中です。1,000個受注時の参考価格は、1.8ドルから3.9ドルです。いずれもスマートメーター・ソリューションをサポートするTIの組込みプロセッシング・ポートフォリオに含まれます。

TIのスマートグリッド・ソリューション向けポートフォリオ
TIは電力、水道、ガス検針機器など公益事業の検針用途に向けに包括的な製品ポートフォリオを提供しています。これらは自動検針システム(AMI)用の電力線通信(PLC)および無線(RF)インターフェイスにも対応しており、これによりスマートグリッド・ソリューションの設計が可能です。TIは、特定アプリケーションに高度に最適化された組込みプロセッサや、低消費電力RF、パワーマネジメント、RFIDから、ZigBeeや6LoWPAN、WMBUS、OFDMおよびSFSK変調に特化したソフトウェアサポートまで、スマートメーターにおける完全かつ包括的なソリューションを提供します。

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