2009年07月02日
放送用ビデオ試験機器のリーディング企業PHABRIX、 ナショナル セミコンダクターの3 Gbps SDIファミリ製品を採用
受賞実績を持つ携帯型信号アナライザは、 クラス最高のジッタ特性と最適な回路構成を実現 |
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2009年7月1日 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社(本社:東京都江東区木場2丁目17番16号、代表取締役ジェフ・ウォーターズ、資本金:42億750万円)は、携帯型放送用試験機器のリーディング・プロバイダで英国に本社を置くPHABRIX Limitedが、全米映画テレビジョン技術者協会(SMPTE)規格に準拠し、機能に富んだ3G/HD/SDアイ・パターン表示とジッタ計測に対応した業界初の携帯型試験/計測機器に、ナショナルの5つのシグナル・コンディショニングおよびデータ・コンバージョン製品を採用したと発表しました。 Broadcast Engineering's Pick Hit賞を受賞したPHABRIX SxEは、IBC2008で権威あるIABM Peter Wayne賞を受賞するなど、これまで成功を収めた SxAを継承した製品です。SxEは業務用ビデオの試験/計測機器として優れた機能を持ち、携帯性が必要とされるスタジオや実況中継の現場で、コンパクトで使いやすいソリューションを提供します。 PHABRIX社のマネージング・ディレクタ、Philip Adams 氏は、「私たちはナショナル製品の優れた性能、革新的なアーキテクチャ、卓越した技術サポートを評価し、採用を決定しました」と述べ、さらに「ジッタ特性は放送用ビデオ試験機器にとって最も重要な意味を持っています。ナショナルのLMH0340 3G-SDIシリアライザとLMH0341 3G-SDIデシリアライザは、要求の厳しい私たちのアプリケーションに不可欠な超低出力ジッタと高い入力ジッタ耐性を提供します。ナショナルのユニークなSerDesアーキテクチャは、デジタルSMPTEビデオ/オーディオ・プロセッシングをオンチップ方式ではなくFPGAで実行することを可能にしました。これにより私たちのお客様は、新しいラスタ・フォーマットをアップデートするか、あるいはエンベデッド・オーディオのサポート・チャネル数を増やすために、最新のファームウェアをダウンロードするだけで対応できるようになりました」と語りました。 ナショナルのハイスピード・プロダクト・ディビジョンのVP、エロール・ディーツは、「PHABRIX SxEは高精度の計測を可能にする画期的な放送用ビデオ試験機器です」と述べ、さらに「新しい技術が放送用ビデオ機器の未来を形成していく中で、エンジニアのニーズの変化に対応できる次世代試験機器を実現するクラス最高の部品とサブシステムを提供することで、ナショナルはPHABRIX社のサポートにおいて最先端を走っています」と語りました。 PHABRIX社がSxEトリプル・レートSDI携帯型ビデオ試験機器に採用したナショナルの製品は次の通りです。
ビデオ・システムをサポートするソリューション 高解像度の製品画像は米国本社のフォト・ギャラリで入手できます。 <商標> ナショナル セミコンダクターは、アナログ・パワーマネジメント技術の分野でのリーディング企業です。その製品ラインナップは、使いやすさに優れたIC製品、エネルギー効率の高いシステムを実現するPowerWise®製品、太陽電池アレイの電力回収効率を向上させるSolarMagic製品などで構成されています。ナショナルは2009年に、創立50周年の年を迎えました。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2009年5月31日に終了した2009会計年度の売上高は14億6,000万ドルでした。 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社(資本金 42億750万円)は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路(IC)の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に支社を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約80名です。 ウェブサイト・アドレス: この発表に関する報道関係からのお問い合わせ先 その他からのお問い合わせ先 |