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日本TI、『ZigBee® RF4CE』標準規格準拠のコンシューマ・エレクトロニクス・アプリケーション向けに、『RemoTI™』ネットワーク・プロトコルを発表

2009年05月20日

RF方式のリモート・コントロール向けに、ハードウェアとソフトウェアの両方を提供する業界初の包括的なソリューションを供給

SCJPR-09-044 2009年5月20日

日本テキサス・インスツルメンツは本日、RF(高周波)を使用するリモート・コントロール向けに、新たに標準化されたZigBee RF4CE規格(Radio Frequency for Consumer Electronics、コンシューマ・エレクトロニクス製品向けRFテクノロジー)に準拠した、業界初の全機能内蔵のネットワーク・プロトコルである『RemoTI™』を発表しました。『RemoTI』ネットワーク・プロトコルは、クラス最高の性能と集積度を誇る『CC2530』IEEE/802.15.4システム・オン・チップ、およびソフトウェア・スタックなど、ハードウェアとソフトウェアの両方を含む、低価格、かつ機能豊富なソリューションです。TIでは、包括的な開発キットを通じて、RF4CE標準規格に準拠した製品の評価、開発、検証、およびデバッグに必要な、あらゆるハードウェア、ソフトウェア、ならびにツール群を供給することで、RFリモート・コントロール製品の市場投入時間の短縮を実現します。

『RemoTI』の関連リンク

『RemoTI』の主な特長と利点

  • 『ZigBee RF4CE』標準規格は免許不要の2.4GHz(ギガヘルツ)周波数帯を使用するIEEE 802.15.4 MAC/PHY高周波テクノロジーであり、テレビおよびセット・トップ・ボックスをはじめ、リモート・コントロール機能を備えた、オーディオ・ビジュアル分野の幅広いコンシューマ・エレクトロニクス製品向けに設計されました。
  • RF方式のリモート・コントロールは、現行のIR(赤外線)方式のリモコンと比較して、より高い速度と信頼性、およびRF方式のみが実現可能な豊富な機能を提供すると同時に、より遠距離からの制御機能を提供し、遮蔽物がある場合でも通信可能です。
  • 『RemoTI』開発キットは、使いやすく直観的なソフトウェア構成のフレームワークのほか、『ZigBee RF4CE』標準規格に準拠した製品の市場投入時間を低コストで短縮するために役立つ、あらゆるツール群およびサポートを提供します。
  • 全機能内蔵の『ZigBee RF4CE』プロトコル・スタックには、サンプルのアプリケーション・コード、ターゲット・ボード付きの使いやすいリモート・コントロール・キット、簡素なAPI、およびリファレンス・デザインなどが含まれます。


価格、および供給について
現在、TIより製品開発を迅速に開始できる包括的な開発キットである『RemoTI-CC2530DK』を149ドルで供給中です。


※ すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。