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ニュースリリース

日本TI、60V、2.2MHzのDC-DCコンバータを発表 車載向け設計の小型化、低コスト化を実現

2009年05月13日

待機時消費電流65μA パワーマネージメントIC

SCJPR-09-039 2009年5月13日

日本テキサス・インスツルメンツは、小型モノリシックパッケージに、最大60Vの高電圧、2MHzに達するスイッチング周波数と65μAという超低待機時消費電流という優れた特性をあわせ持つ、業界トップクラスの車載向け降圧型DC-DCコンバータ『TPS54362-Q1』を発表しました。『TPS54362-Q1』は、車載用途向けのDC-DCコントローラ/コンバータ・ファミリー製品として新しく開発された製品で、インフォテインメント、ナビゲーションシステム、電子制御ユニットの電源等の車載アプリケーションに、安定した一定電圧を供給するのに最適な電源ICです。これまでのディスクリート・ソリューションと比較した場合、『TPS54362-Q1』はソリューション全体のサイズ、コストを削減し、デザインの簡素化をもたらします。

TPS54362-Q1

製品に関する情報はこちらからも参照できます。

『TPS54362-Q1』の特長

  • 最大60Vのトランジェントおよび3.6Vから48Vまでの広範囲の入力電圧をサポートし、システムを保護
  • 2MHzに達するスイッチング周波数によって、外付け部品の小型化が可能となり、基板の省スペース化とトータルコストの低減に貢献
  • 65μAの非常に小さい待機時消費電流、およびスタンバイモードにより、車載バッテリの消耗を防ぎ、長バッテリ寿命を可能に
  • 電圧監視によりシステムパフォーマンスをモニター


価格と供給について
『TPS54362-Q1』はHTSSOP-20パッケージ、1000個受注時の単価(参考価格)2.75ドルで提供中です。


※ すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。